新潮選書<br> ワイン上手―深く味わう人へのアドヴァイス

新潮選書
ワイン上手―深く味わう人へのアドヴァイス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 178p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106005688
  • NDC分類 596.7
  • Cコード C0377

内容説明

ワインは「憶えてから楽しむものではなく、楽しんでから憶えるもの」です。本書では、すでにワインを自分流に楽しむことを知っている方々のために、もう少し憶えていただくともっと楽しくなることをお伝えします。ワインのことをより深く知るためにはテイスティング能力を磨く必要がありますが、その前に、まず自然環境や栽培や醸造について理解するところから話を始めました。

目次

1 ワイン上手の基礎知識(自然環境;栽培;醸造)
2 ワイン上手の楽しみ方(テイスティングをする;料理と合わせる;飲み方を工夫する)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

paluko

7
図書館のリサイクル本…と思っていたら除籍のシールも貼ってなく、誰かが不要本を棚に置いていったっぽい。ワインの成り立ちから丁寧に解説していて、酒を飲まない自分にも読み応えがありいろいろと興味深い一冊。特にテイスティング時の「濡れた犬の香り」とか「ガーネット色」とか特有の用語はべつに詩的なイメージを広げようとしているのではなく、そのワインの成り立ち(ブドウ栽培から醸造、瓶詰めまで)を推測する手がかりを論理的に記録するためにある! というのは目からウロコでした。余ったワインは4分の1ほどに煮詰めて冷凍保存2021/07/30

meit522

0
ワイン造りの基礎から解説があったのは面白いが、内容はなかなか難しい。 後半の、テイスティングについての説明は、明快でためになった。 少しワインを飲み比べてから再読したらもっと面白いかも。2012/01/17

みー

0
食用葡萄は肥えた土地,窒素,リン酸,カリウムなどが表土に多い土地に適している。赤ワインは,表土又は底土にミネラルや鉄分を多く含んだ粘土質や花崗岩質の土壌で葡萄を一定期間に成長させる。白ワインはミネラル質を多く含んた石灰質の土壌で葡萄をゆっくり成長させる。ワインには夏冬,昼夜の温度差が重要。/赤ワインは黒みがかった赤「ガーネット色」黒みのない明るい赤「ルビー色」。酸化が弱い若いワインは「紫がかった」,酸化が進み褐色化すると「オレンジがかり」,「レンガ色」になる。2020/11/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1429091
  • ご注意事項