新潮選書<br> 闘牛はなぜ殺されるか

新潮選書
闘牛はなぜ殺されるか

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784106005510
  • NDC分類 788.4
  • Cコード C0375

内容説明

特別に飼育された牡牛とそれを殺すために訓練を受けた闘牛士が、円形のアレナで対決する―動物愛護の思想が強く主張される現在、闘牛は存続することすら至難なはずだが、スペインを中心に有史以来の興行的な繁栄を謳歌している。なぜ今、闘牛は年間三万頭以上も闘い、死んでいくのか?現代の遊戯は常に勝敗の行方を重視するが、闘牛はその過程、牡牛と闘牛士の駆引きに力点を置く。本来の遊びの醍醐味と祝祭の原点を残しているのである。

目次

闘牛への招待
闘牛士の五つの夢
パセとはなにか
闘牛の習慣はどこから来たか
闘牛社会の変革―男から女の時代へ
旅する牡牛―70年代の闘牛
メメント・モリ―80年代の闘牛
芸術に国境はあるか―90年代の闘牛
闘牛は午後の五時に始まるか
ゴヤ―闘牛の夜明け〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ようはん

19
闘牛に関する本は2冊目。大まかな内容は前回の闘牛と共通する点が多いがこちらの方が読みやすかった。危険を伴うスポーツや格闘技は多いとはいえ本書に登場する歴代の名闘牛士の半数近くが闘牛の際に死亡している等、その過酷さの段違いさに驚く。2022/06/24

takao

2
ふむ2022/07/13

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