内容説明
本書は、万葉以来の和歌・連歌・俳諧のみならず、近代詩や俳句、歌謡曲や童謡に及ぶ豊富な用例を駆使しながら、いわゆる「歌ことば」を平易に解説し、実作のための視野をひろげる一助となそうとする辞典。6人の執筆者による最新の現代版歳時記である。
目次
1 時を演出する(時の歌ことば)三六語
2 天空に想う(天体の歌ことば)一七語
3 四季をうたう(気象の歌ことば)二八語
4 遙かなる地平(地理の歌ことば)二七語
5 人間交差点(人の歌ことば)二四語
6 心の風景(心の歌ことば)四七語
7 人生の営み(生活の歌ことば)五一語
8 生きとし生けるもの(動物・植物の歌ことば)六五語
9 地名に寄せて(歌枕と枕詞)一四語