新潮選書<br> 続 生き方の研究

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新潮選書
続 生き方の研究

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784106003684
  • NDC分類 280.4
  • Cコード C0323

内容説明

現代というめまぐるしい、それだけに不確実な、見通しのきかない時代にあって、多くの人びとは、どのように生きたらよいのか、あらためて考えを迫られている。そんなとき、なにがしかの示唆を与えてくれるのは、やはり、歴史を省みることであろう。その歴史とは、いうまでもなく、人間ひとりひとりが、それこそ、身をもって綴ってきたものである。私たちは歴史に学ぶように、個人の生涯に学ぶべきではなかろうか。

目次

序 ふたたび、生き方の探究について
慰めと安らぎについて―老子
嫉妬について―小野小町
人生の地獄について―ショーペンハウアー
人間の愚さについて―ヒエロニムス・ボッス
犯罪について―ネロ
人気について―加賀の千代女
老年について―キケロ
自信について―佐々木小次郎
文化衝撃について―ルイス・フロイス
刹那について―石川啄木
ほどほど、について―白楽天
理想と現実について―セルバンテス
正直について―良寛
不屈の精神について―ベートーヴェン
不撓の魂について―北斎
寛容について―エラスムス
経験の教えについて―イソップ
正義について―坊っちゃん
反省について―孔子
父親について―失業者アントニオ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

しわじい

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60p  思いのままに人生を歩む-―それができない人を不幸というなら、およそ、ほとんどの人が不幸といっていいだろう。だれにとっても、人生は思うようにならないからである。だから、幸と不幸の距離は、こうでありたいと願う人生と、こうでしかありえない人生とのあいだが、どれほどひらいているか、その差にあると見てよい。その差を克服することこそが人生の戦いなのであり、それをどのように克服するかが、その人の生涯をきめるのである。2012/03/06

しわじい

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121p  この意味で才能とは、運命という鉢の上に花開く植物、といってもよかろう。いい鉢に植えられても、水を与えられなければ枯れてしまう。与えられすぎれば根を腐らせてしまう。適切な世話を受けても、ひ弱だったら、やはり花は開かない。人がそれぞれの才能を伸ばすということは、なんとむずかしいことか。それは、おのれの意志と、自分がそのなかに置かれたさまざまな条件の複雑な組合せによるからである。 2012/02/27

Mマジパン

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「生き方の研究」の続編。読む人もいないのか図書館の書庫から出してきてもらった。今時、人生論や偉人の伝記など流行らないのかもしれないが、著者が選んだ人物とその言葉は「響く」ものが多く、元気がもらえたと思う。中でも「不撓不屈」の生き方としてベートーベンと葛飾北斎を取り上げ、比較しているのはおもしろい。洋の東西は異なるがほぼ同時代の二人の「生き方」に共通点があるのは興味深い。極端な引越し魔で、家の中が散らかっていた点など人格を疑われるようなことも、天才の一エピソードにすぎないだろう。2021/07/28

ざんぎ屋おやじ

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p37 ほんとうに重大な哲学上の問題はただひとつしかないーそれは、人生が生きるに値するかどうかを見きわめることだ。 -カミュ p127 何を面白いと思うか、それでその人の人生はきまるのだ。 p182 ベートーベンのモットーは「一行も書かざる日なし」 p194 人間の性格は、何をその人が好むか、ということよりも、何をその人が嫌うか、によくあらわれるように思う。 p211 人間はどうして自分について正しい認識が持てないのか。じつは、経験を十分に学ばないからなのだ。2020/06/23

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