新潮選書<br> 水道の文化 - 西欧と日本

新潮選書
水道の文化 - 西欧と日本

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106002489
  • NDC分類 518.1

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

著者の生き様を学ぶ庵さん

27
学生時代にお世話になりました。筆者は水処理の専門家ではないが、突撃取材の如く現場に飛んで、知識をものにしてしまう。更に、単なる技術比較を行うだけではなく、技術の裏にあるヨーロッパと日本の文化・思想を比較する。これに痺れました。こんな本が書きたいと思った卒論執筆中の頃。2016/11/05

ピオリーヌ

8
鯖田豊之『水道の文化ー西欧と日本ー』読了。『肉食の文化』をはじめとした西欧と日本の比較研究に定評のある著者が、水道から西欧と日本を比較する。中でもコレラ等の伝染病が上水道起因かを論争したコッホとペッテンコーファーのくだりが印象的。己の下水道起因説を立証するため自ら十億をこすコレラ菌を飲むペッテンコーファーの姿は狂気じみていると言わざるを得ない。2021/02/10

印度 洋一郎

3
日本と西ヨーロッパ(イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、スイスなど)の都市の水道システムを比較しつつ、その変遷を辿る。「水道に文化があるのか?」と思うかもしれないが、あるのだ。水道を構築する技術の原理自体は普遍的なものかもしれないが、それを現実の社会に運用する時に、その社会の持つ価値観が反映される。日本も西欧も都市が形成されると、水不足とそれに伴う衛生状態の悪化による疫病の脅威に晒されてきた。都市水道の歴史は、これとの戦いの歴史でもあった。川や都市の構造など、環境の違いも又水道の違いに繋がっていく。2019/04/09

Akihiro Nishio

1
素晴らしい本だった。ヨーロッパの都市が河川水を保護地区に散水して自然濾過させ、人工的に地下水を増やして、それを取水しているとは思いもよらなかった。反対に、日本はダムをつくって、河川の表層水を薬品で処理して水道水にしている。こうした技術選択を都市の歴史からとらえたスケールの大きい書籍であった。2011/12/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1387801

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社トリスタ」にご確認ください。