エゴン・シーレ―ドローイング水彩画作品集

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エゴン・シーレ―ドローイング水彩画作品集

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  • サイズ A5判/ページ数 495p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784105428013
  • NDC分類 723.346
  • Cコード C0071

内容説明

わずか28年の生涯、10年余りの画業で美術史に燦然と輝くエゴン・シーレ(1890~1918)。いまだ熱狂的ファンが絶えることのない作品世界の中でも、色彩と描線の魅力が際立つ水彩画とドローイング約350点を年代順に収録し、シーレ研究の世界的権威による評伝的解説や詳細な作品データを付す。

著者等紹介

カリアー,ジェーン[カリアー,ジェーン][Kallir,Jane]
エゴン・シーレ、および、20世紀初頭のオーストリア美術に関する著書を多数手掛ける。主な著書に『Austria’s Expressionism』1981年Rizzoli発行、『Egon Schiele』1994年Abrams発行、エゴン・シーレの全作品を収録した決定版『The Complete Works‐Including a Biography and a Catalogue Raisonn´e』1990年Abrams発行、1998年改訂の監修、執筆など。また、ギャラリー・セント・エティエンヌ/ニューヨークの館長をはじめ、ナショナルギャラリー/ワシントンD.C.、ウィーン市立歴史博物館、サンディエゴ美術館、インディアナポリス美術館他、シーレの国際的な展覧会を企画・構成している。2001年から2002年にかけて「グスタフ・クリムト―オスカー・ココシュカ―エゴン・シーレ」展をヴィットリアーノ博物館/ローマ、レヴォテーリャ博物館/トリエステで開催。並びにニューヨーク近代美術館、スミソニアン博物館、ボルティモア美術館、ナショナルギャラリーなどで広く講演活動を行っている

ヴァルタニアン,アイヴァン[ヴァルタニアン,アイヴァン][Vartanian,Ivan]
アパチャー社/ニューヨーク、光琳社出版で編集者を経て、2000年にゴリーガブックス(Goliga Books)を設立する。ドローイング、グラフィックアート、写真を中心に、企画、編集、執筆、デザイン、制作、出版を手掛けるブックパッケージャーとして東京を拠点に活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobi

64
アイヴァン・ヴァルタニアンの“はじめに” の力強い導入から、ジェーン・カリアーの密度の高い詳細な解説へ。エゴン・シーレの覇気に対峙するかのような二人。そのシーレの作品集。16歳の時の蒸気機関車の絵がまず目を惹く。熟達した絵本作家が描いたような。でもそこから亡くなる28歳まで、輪郭や影の態様にしても色彩の調性にしても、どんどん手の届かない次元へと昇っていく。即興と沈思、颯爽と鬱蒼、素朴と妖艶、鮮明と不気味。描画技術の闊達さを獲得していながら、それが手段に過ぎないような高みへ。言葉への投影を拒むような世界へ。2023/04/07

絹恵

40
誰かの真似だと気が付いたり、認められるために描いていては、突然その研ぎ澄まされた描線に帯びる色を失くしてしまいます。それなら、重い感情を削ぎ落として、自分の欲しい感情だけを乗せた線は、見る者の胸を突き刺し、消えない傷のように引き付けて離さない色になるのだと思います。早熟ゆえに晩年は疲弊の色が滲んでいるように見えるけれど、これは描く者と見る者の感情が重なったようにも見えます。2016/04/08

はちてん

20
居間にシーレを掛けていたら、イマイチ評判が芳しからず。泡一に掛け替えた。でもシーレが好きだから画集で楽しむ。小型だがシーレの全体像を掴むにはいい本。(…だと思う)2013/01/18

bluelotus

5
★★★★☆ 国立新美術館で開催されているウィーン・モダン展に行く際、クリムトの絵は見たいけど、赤裸々過ぎて怖い印象のあるシーレの絵があるからな…と迷ったのに、実際に行ってみるとシーレのその線の潔さ、かっこよさ、そのシンプルさが表現する精神性、意外なほどに渋い色合いに惹かれ、実物を見ることの大切さを思い知った。この本はシーレが28歳で亡くなるまでの12年間の作品がその年ごとに載っているので、環境の変化、心情の変化、作品の変化と変遷がとてもわかりやすかった。オールカラーであることとその作品数の多さが嬉しい。2019/07/01

4
シーレのドローイングが見られる貴重な本だと思う。シーレが描く肉体の線はか弱く描かれたり、黒々と力強く描かれたりと、変幻自在。油彩画と水彩画、ドローイングはテーマがあまりにも明確に分けて描かれていたことがこの本の文章と絵でありありとわかる。独特の構図とポーズ、視線と表情。何度も見返してしまう。2019/01/25

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