スカーレット

スカーレット

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  • サイズ A5判/ページ数 1096/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784105256012
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

「風と共に去りぬ」続編、スカーレットはレットの愛をとりもどせるのか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

69
『風と共に去りぬ』の続編として書かれた作品になります。作者が違うので、独立した作品として読むことができるような気もしました。スカーレットの性格が変わっていたり、レッド・バトラーとの関係にモヤモヤさせられましたが、最後は綺麗にまとまっていたので満足です。すれ違いながらも必要としている、そんな様子が好きでした。2019/01/08

佳乃

33
スカーレットもレットも愛してやまない存在で「スカーレット」を手に取った。確かに「風と共に去りぬ」の二人とは少々感じが違う気がしたけれど、やっぱりそこにあるのは愛してやまない二人なことに変わりはなかった。ドキドキしながら二人のすれ違いにヤキモキし、そして、素直になって欲しいと何度も願った。スカーレットの心が大人になっていく過程も、彼女が気丈に振る舞い生きていける存在キャット。本当にますます狂う惜しいほどに愛してやまない存在になった。すれ違いながらもラストがお互いにどんなに必要か。私も幸せだよ。2015/06/21

ロータス

14
★★★★★凶器になりそうな大きくて分厚い本。昔読んで面白かったものの手放し、探して再び手に入れた。リプリーが「どちらかというとスカーレットという人物は好きではない」と言うのを森瑤子が知り、『風と…』ファンである彼女自ら義憤にかられ?熱望し訳した。超訳しつつも原作を無視ってはいけないし…という事で苦労したそうな。ミッチェルが書いたわけではないから偽物感はあるが、やっぱりこの本は面白かった。んなアホな!的な都合良さはある。だけど歳を取れば取るほど、経験を積めば積むほどより深くスカーレットに同調する。2015/09/06

吉右ヱ門

8
スカーレット「あたしなりに生きてきた中から、ひとつだけ言えることがあるとすれば、何もかも失ったような気がする時は、それは他人に期待していたからなのよ。他人はいつか裏切るわ。立ち去るか先に死んでしまうか本当に裏切るかするわ。でも自分だけは自分を裏切ることは決してありません。だからあたしは自分に期待したの。(中略)悪い事が起こっても自分の力が至らなかったからだと反省したの。そしたら不思議に苦しまなかったわ」 壮絶。並みの男性じゃ相手にならない。かっこいいけど憧れない。歴史的なことよりロマンス小説かな。2011/09/12

ユーリ

7
アメリカとアイルランドのあらゆる層にうまく適応し居場所を作ってしまう、スカーレットのたくましさに脱帽する。2013/06/23

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