出版社内容情報
ユニクロの快進撃の秘訣は「常識」を覆す思考力にあった!
「引き算」の創造力とは何か。なぜウェブでの明快な説明は逆効果なのか。売れる売れないだけで判断しない理由とは。海外に出ても現地のやり方に合わせない根拠とは。最前線で働くキーマンたちが、その仕事力の具体的なポイントを惜しげもなく公開する。あなたの既成概念を打ち破り、「考える力」を鍛えるための必読書。
目次
1 「引き算」の創造力(合理的であることに対する美意識;引き算で目立たせるデザイン;志と挑戦精神から出て来る大きなもの)
2 「ウェブ・マーケティング」の方法論(「いいですよ」と連呼する時代はもう終わり;だれがパズルの最後のピースをはめるのか;原点は子どもじみた驚きをつくること)
3 「アイデンティティ」の競争力(自分のルーツを絶対に捨てないこと;ポジティブに考えないと前には進めない;日本、アメリカ、フランスで考える;グローバルで戦うアイデンティティ)
4 「プロジェクト」の説得力(売れる売れないだけでやっても仕事はつまらない―学生コラボTシャツプロジェクト1;難しさがプロジェクトの志気を高める―学生コラボTシャツプロジェクト2;今こそ「未来は明るい」を表現する ユニクロプラス心斎橋筋店プロジェクト1;ベーシックの奥深さを追究すること ユニクロプラス心斎橋筋店プロジェクト2;店に足を運ぶ高揚感に、楽しさを創出する ユニクロ銀座店プロジェクト1;「人の喜び」は理屈だけでは作れない ユニクロ銀座店プロジェクト2)
5 「働く理由」を問い直す(一生懸命働いてもいい会社を求めて;漠然とした不安のトンネルを抜けて;「取り引き」ではなく「取り組み」を)
著者等紹介
柳井正[ヤナイタダシ]
1949(昭和24)年2月、山口県宇部市生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。ジャスコを経て、72年、父親の経営する小郡商事に入社。84年、カジュアルウェアの小売店「ユニクロ」の第1号店を広島市に出店し、同年社長に就任する。91年に社名をファーストリテイリングに変更。94年広島証券取引所に上場し、97年東証第2部に上場。99年2月には東証第1部に上場を果たした。2002年11月に一旦は代表取締役会長となるも、05年9月、再び社長に復帰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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