内容説明
気鋭の批評家による新しい小林秀雄論の登場。ドストエフスキイの描く「正真正銘の悪」、そして「悪」の実在を黙認しているかのような「神」をどこまで直視できるのか―。この恐るべき批評的=危機的難問と30年以上にわたり格闘し続けた小林秀雄。その思考の全軌跡を鮮やかに捉える。
目次
1 ロマン主義への愛憎の顛末
2 悪を許す神を赦せるか―小林秀雄とドストエフスキイ
3 心情の明滅の果てに
気鋭の批評家による新しい小林秀雄論の登場。ドストエフスキイの描く「正真正銘の悪」、そして「悪」の実在を黙認しているかのような「神」をどこまで直視できるのか―。この恐るべき批評的=危機的難問と30年以上にわたり格闘し続けた小林秀雄。その思考の全軌跡を鮮やかに捉える。
1 ロマン主義への愛憎の顛末
2 悪を許す神を赦せるか―小林秀雄とドストエフスキイ
3 心情の明滅の果てに
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