伊藤博文暗殺事件―闇に葬られた真犯人

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  • サイズ B6判/ページ数 414p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103904052
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0095

内容説明

明治42年10月、枢密院議長・伊藤博文がハルビンで暗殺された。狙撃犯は安重根―韓国で今でも最も尊敬される歴史上の人物である。だが、“真犯人”は別に存在し、しかも政府はその情報を黙殺していた。背後には、韓国併合に絡む日清韓露の複雑極まる外交戦略があった…。新資料を基に、当時の極東情勢を浮き彫りにする衝撃のノンフィクション。秘匿された日韓外交史の全貌を暴く。

目次

静寂の不気味
三角形の熱愛
薔薇色の風船
裁判権の空白
手強い容疑者
虚実の綱引き
巨象の影法師
首謀者を捜せ
密旅行の浦潮
機密電の交錯
国益と国家観
秘密の授産金
室田翁の苦渋
楊成春の殺害
案重根の死刑

著者等紹介

大野芳[オオノカオル]
1941年愛知県生まれ。明治大学卒。雑誌記者を経て、ノンフィクションを中心に執筆活動に専念。1982年『北針―大正のジョン万次郎たち』で第一回潮賞ノンフィクション部門特別賞受賞。膨大な資料を基に、近代史を独特の視点から描く手法が高く評価されている
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カズ

0
幕末の英傑の暗殺に隠された世界規模の陰謀。JFK暗殺事件に負けぬほどの魔法の弾丸の真相。2016/01/08

kamakurasanma

0
考察○、文章構成△2012/04/07

おぎん

0
当時の日本を取り巻く国際情勢の中、なぜこの事件が起きたかを解説しているが、タイトルの副題には深くは切り込めていない。最後の数章だけ読むだけでも十分理解できる。2011/08/13

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