内容説明
男から女へ、女から男へ―中世の神父や尼僧、作家や名もなき市民まで、エスプリとユーモアにみちた恋文譚。古今東西、想いを綴った恋の詞華集20編。
目次
尼僧マリアンナ・アルコフォラド
魯迅
アントン・ブルックナー
小売り商人ポオル・フェルドスパ
娼婦コレット
画家フリーダ・カーロ
ロシアの地主オブローモフ
鉄血宰相ビスマルク
岡倉天心
批評家カール・クラウス
作家ロレンス・スターン
ニコライ・ゴーゴリ
アーネスト・ヘミングウェイ
ギリシアの遊女タイス
古典語学校教授アウグスト・ガレッティ
ルネサンス人ピエトロ・アレティーノ
神父フェルディナンド・ガリアーニ
プラハの殺人者ヨアヒム・パスリー
小間使いユーリエ・シュラーダー
恋文作者フィシェ兄弟