感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
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「初読」なのかな? 筒井康隆全集の月報に連載されたものに書きおろし3章を加えたものであり、「ファンが知らない筒井康隆の、真面目で努力家な実人生」が描かれる。著者は『大いなる助走』の取材にあたり、同人誌界の紹介をした人で、筒井さんより年上。取材で出会い、それから筒井作品の大ファンになったという、珍しい方。2018/11/08
すーさん
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元々は筒井康隆全集の各冊に付いていた月報に掲載されていた。生誕から虚航船団を書くまでの筒井康隆氏を知るには格好の書物。もちろん著者の八橋氏は通知康隆氏のファンであるが、冷静に筆を進めている。今の筒井康隆氏が雑誌「海」から刺激と影響を受けていることを知ることもできた。 2021/02/21