流転の海〈第1部〉

流転の海〈第1部〉

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  • サイズ B6判/ページ数 348p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784103325079
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

大阪の焼跡闇市から実業家としての再起をはかる松坂熊吾。豪胆にして理不尽、強さと弱さを併せもつ明治生まれの男が、50歳で初めて子を授かった。事業の再建に奮闘する一方、わが子が成人するまでは死なぬと心に決め、人生における使命とまで自覚する…。混沌の時代を裸一貫で生きる個性豊かな男たちと、寄り添う女たちの、人生の有為転変を雄勁な筆で描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

それいゆ

56
第7部が出ているのを知り、この第1部を図書館で借りて読み始めました。大阪、神戸の馴染みの場所で物語が展開するのでとても身近に感じます。息子の伸仁が脱腸になる場面が印象的です。何故か?実は私も小さい頃に同じ経験をしています。高い所から飛び降りた瞬間に腸が出てきました。バンドで突起物を止めていたのを思い出しました。局部麻酔で手術をしましたが、チクチクと痛かったのを今だに覚えています。変な感想になりましたが、懐かしいです。2014/05/30

だんたろう

24
第7部を読んだので、1部から全部読んでみることにした。戦前から戦後へと、混乱の中を生きている男が主人公。豪快で強く、卑屈で弱い二面性の心情を魅力的に描かれている。見た目と内面の違いが、人生をどう左右するのか。心情説明の文章が多いが、それも本作の魅力のひとつになっている。どこかに居そうな人間の、今後が気になる。2014/01/23

ちょん

16
再読。久しぶりに長いシリーズを読みたくなり図書館で借りてきた。熊の横暴な態度や懐の広さ、人を惹きつける魅力などを読んでるうちに思い出した。戦後の混沌とした世の中で、熊が大きな壁に立ち向かっていく姿が頼もしい。2016/10/14

まさおか つる

12
星廻りとケンカをしてこそ、ほんまの人生やとは言えんかのお。思いどおりにされてたまるか。わしはケンカをするんじゃ。見るも無惨に敗れ去っても、わしはその星廻りとかいうお化けとのケンカをやめんぞ。2020/04/19

カーンズ

7
まずは1部読了。 終戦後の荒廃から立ち上がる独特な活力、この力ってその時代に生きていないと感じれない。小説でこの力を感じれるのが好きです。 松坂熊吾の豪胆さ、優しさが昭和の男でいいですね♪ 今は時代が違うから正直こんな人は居ないがこの魂は自分も持っていたいと思います。 続き気になる!2020/02/05

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