こんな大学で学びたい!―日本全国773校探訪記

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103236313
  • NDC分類 377.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

前人未到の国内全大学踏破! 旧帝大から最新設校まで未知のキャンパスを訪ねて全国を巡り、目撃した数多学府の個性溢れる真の姿。今この大学が面白い!

内容説明

全部見たから語れる日本の大学の「今」。これまでの既成概念を吹き飛ばす新・大学考。

目次

第1章 大学めぐり事始め
第2章 さすが!伝統校の底力
第3章 教育熱心!環境良好!
第4章 がんばれ地方大学!47都道府県イッキ語り―少子化時代の地方大学はどう生き残るべきか
第5章 不況に負けない!「就職力」が磨ける大学
第6章 大学マニアは見た!びっくりキャンパス大集合

著者等紹介

山内太地[ヤマウチタイジ]
ライター・大学研究家。1978年岐阜県中津川市生まれ。岐阜県立中津高校を経て東洋大学社会学部社会学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわん

8
大学マニアの著者が2010年に出版。この時点で773大学!(驚き/~)武蔵工業大学→東京都市大学、神戸商科大学+姫路工業大学→兵庫県立大学、図書館情報大学は筑波大学に合併...変ったのね。「学問の府」と胡坐をかいていた大学が、少子化で「就職のため」に変貌。本書で取り上げらた大学は「学生にとってよい環境」を提供している、まさにサービス業。それの良し悪しは決めつけれらないが一部(いわゆる偏差値下位)の大学の存在価値だと思う。この数、半分くらいになるのだろうな。(PSやはり加計はこの業界では超有名。)2018/07/14

まちこ

1
2010発行。母校である東洋大学の設備に嫌気が差し他大訪問したらあまりの面白さに趣味となり、終にはにはそれを職業にしてしまった男の全国大学探訪記。大学を偏差値ピラミッドではなくフラットに等価に見るということがまずエポック。いわゆるBF大学にも色々あり、聖学院大学はキリスト教博愛主義に基づいた一人ひとりを一人前にする教育をしているが、喫煙所でもない場所に吸い殻が落ちまくっている大学もある。文系科目で入れるが理系研究室を持てる教育等、知名度に拘らなければ沢山の魅力的な大学があって、この本はその格好のガイドです2021/05/30

寺島ヒロ

1
「大学生図鑑 2012」の文章担当者と知り、購読。とにかく全国のほとんどの大学を網羅しているのがすごい。アカデミー系とカレッジ系を分けていないので、就職率が良いと上位ランキングになるきらいはあるが、首都圏以外の国公立大学についてはほとんどイメージが無かったりするので、受験校選びのとっかりとして大変良い本だと思う。2015/03/29

ふみ

1
図書館立ち読み本。偏差値ヒエラルキーの中では埋もれてしまう、教育力のあるよい学校を紹介したいという、意欲と愛情が伝わってくる。日本の全大学が紹介されているが、学校によっては「交通不便」としか書かれておらず、たぶんそういうところはおすすめポイントが見つからなかったのか?と類推するなどw「国際的に活躍したい高校生は”国際~学部”を選びがちだが本当に国境を越えて活躍できるのは主に技術系のスペシャリティを持った人材」というくだりにはまるっと同意。 2013/04/07

Aoki

1
大学選びの本かと思いきや全く違う本。日本全国の大学訪問して、本当に学生や社会のために活動しているかという視点での論評だが、こういう視点はこれまで見たことがなく、実に新鮮。自分の行った学校はわかるが、他はどうなのかは意外に知らないもの。大学の決定的な特異さを自分の机がないことに求め、授業以外の時間を過ごせる場所を基準に評価。研究室にも部活にもサークルにも所属してなかったら?面白い。武蔵美の手羽氏へのインタビューも興味深い。6章のびっくりキャンパスでは設備の不備や運用の矛盾など問題提起も多く考えさせられる。2012/04/30

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