新潮文庫
ヒンデンブルク炎上〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 310p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102150214
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

ツェッペリン型飛行船が、米国レークハースト上空で突然、爆発炎上した。これは単なる事故なのか、それとも何者かによる破壊工作か。この事故で死亡したとされた新聞記者のルントは、実は生きていた。彼は事故の真相を明らかにするため、あるナチス党員を追った。伝説の“ヒンデンブルク”から生還した昇降舵手の息子が、5年の歳月をかけて、綿密な取材を元に構築した驚異の小説。

著者等紹介

ボエティウス,ヘニング[ボエティウス,ヘニング][Bo¨etius,Henning]
ドイツでは様々な作品を発表している著名作家。現在はフランクフルト郊外に在住

天沼春樹[アマヌマハルキ]
1953年、埼玉県川越市生れ。中央大学大学院博士課程修了。作家・翻訳家・飛行船研究家。日本ツェッペリン協会会長、日本グリム協会副会長。また、75年ぶりにツェッペリン飛行船を日本に飛行させ、就航させる(株)日本飛行船の文化担当顧問でもある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てぃー

0
物語はこれから。2013/09/23

うたまる

0
「ドイツ的几帳面、ドイツ的時間厳守、ドイツ的慎重さ、ドイツ的清潔さ、なんて素晴らしい国だ。ダンテが今生きていたら地獄の描き方もかわっていたでしょうな」「さようで、ミスター・スパ。現代の地獄はこの世で最も清潔な場所でしょうね」2011/12/25

Cinejazz

0
1937年5月に謎の爆発炎上を遂げた、飛行船ヒンデンブルク号の昇降舵手の実子が、この作品の著者であることに驚く。上巻ではアメリカに向けて大西洋横断に出航するまでを、凝った構成による人物紹介とスト-リ-の展開で、真相究明への興味を惹きつけていく。2018/11/04

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