新潮文庫<br> 西部戦線異状なし (改版)

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新潮文庫
西部戦線異状なし (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 419p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102125014
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

1918年夏、焼け爛れた戦場には砲弾、毒ガス、戦車、疾病がたけり狂い、苦熱にうめく兵士が全戦場を埋め尽す中にあって、冷然たる軍司令部の報告はただ「西部戦線異状なし、報告すべき件なし」。自己の体験をもとに第一次大戦における一兵士ボイメルとその戦友たちの愛と死を描いた本書は、人類がはじめて直面した大量殺戮の前で戦慄する様を、リアルに文学にとどめたものとして、世界的反響を呼び起こした。

著者等紹介

レマルク[レマルク][Remarque,Erich Maria]
1898‐1970。ドイツ生まれ。1916年、第一次世界大戦に出征し、戦後は小学校教員やジャーナリストなどの職に就きながら、小説を執筆する。’29年、『西部戦線異状なし』を発表し、一躍世界的な人気作家となる。’32年、反戦作家としてナチスの迫害を受け、スイスに移る。翌年国籍を剥奪され、著書は焚書の処分を受ける。’39年アメリカに移住

秦豊吉[ハタトヨキチ]
1892‐1956。東京生まれ。ゲーテ『ファウスト』などの翻訳のほか、丸木砂土の筆名で随筆、小説、読物を多く発表した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

360
戦場文学。第一次大戦のフランス戦線に投入されたパウルをはじめとした兵士たち。彼らの頭上を砲弾や銃弾が飛び交い、果ては毒ガスにまで苦しめられる。戦死や負傷は、それこそ日常化していた。最初の夏から秋までの間に、彼らの属していた第2中隊150人は、わずかに32人しか残らなかった。彼ら兵士たちは戦場の最前線にいて、目と耳とを頼りに戦い続けるしかない。戦線全体の戦況や、まして戦争の趨勢は全く分からない。ただただ眼前の弾を躱し、塹壕に飛び込むだけだ。最期の日も穏やかで「西部戦線異状なし。報告すべき件なし」であった。2016/07/15

ケイ

128
作者が18歳の時に第一次大戦の対仏戦線にて経験したことが、これを書かせた。まだ子供である学生が、大人の非情な戦争に巻き込まれ、死に対面する。肉弾戦による大量のあっけない死、仲間たちが一人ずつ減っていく戦場。目の前で刺し殺してしまったフランス人へ感じた動揺。まだ何物でもない若者は、戦場を生き延びたとしても、いったい何をよりどころに生きていくのか。容赦ない戦場での記述の中に混じる、若者らしい笑いと友情、残酷さ、食欲、異性への興味などが、余計に彼らの奪われた生活を際立たせる。タイトルがすべてを示すすごさに感服。2015/10/24

ペグ

96
何年ぶりかの再読。18歳で出征したパウル・ボイメルは20歳そこらで既に古参兵の様な口ぶりと態度の男になってしまう。それは戦場という場所で、いつも死が隣り合わせの状態に置かれ、恐怖も憐憫も心の片隅に追いやらなければ生きていけない世界だったからだ。知性も感情も関係の無い戦場では、ただの戦う為の駒であった。ところで好きな小説には大体魅力的な脇役がいてこの作品では酸いも甘いも知り尽くしたカチンスキーだ。人間がただのずた袋の様に死んでいく戦場に司令部の報告は「西部戦線異状なし」。2020/05/13

はたっぴ

89
人間は命を永らえる為にどんな環境にも適応する柔軟性を持っている。そして若者ほどその順応力は高い。ここでは青春時代を戦場で送った青年達の〝戦う日常〟が描かれている。人の一生は生まれた時代によってこうも異なるものか。本人の意志などお構いなしに戦地へ連れ出された彼らが目にし、耳にしたものは、爆撃の音、殺戮の音、負傷兵の喘ぎだった。その場で嗅いだ血の匂いや戦の後の静けさなどが生々しく伝わり、いくつもの文脈に著者の戦争への憎しみが込められている。インパクトのあるタイトルと共に胸に刻まれる作品だった。【G1000】2018/02/19

Willie the Wildcat

80
『訳者あとがき』で知る著者の”自然体”。故に、戦争の現実を、改めて思い知らされる。特に、現代で言うPTSD。戦う習慣が抜けないと語るクロップや、電車の音が砲弾を彷彿するというボイメル。これら物理面以上に、平時の生活に目的を見いだせないといった精神面が辛い。一時帰省時も、他者と心が通わない件が散見。言葉で満足できないと苦悩する場面が象徴。仲間と物心両面で支えあう中で、1人ずつ喪失し、同期の生存者が居なくなる件を経て、最後に触れるのが表題。印象的な言葉で言えば、渦巻/地面/人間獣。心の喪失と解釈。2020/04/07

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