新潮文庫<br> アンナ・カレーニナ〈中〉 (改版)

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新潮文庫
アンナ・カレーニナ〈中〉 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 759p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102060025
  • NDC分類 983
  • Cコード C0197

内容説明

愛情も人間性も理解せず、世間体を重んじる冷徹な夫カレーニンの黙認的態度に苦しむアンナは、虚偽と欺瞞にこりかたまった社交界を捨て、ひとり息子セリョージャへの愛にさいなまれながらも、ヴロンスキーとの破滅的な恋に身を投じる。一方、ヴロンスキーがアンナを愛していることを知った失意のキチイは、理想主義的地主貴族リョーヴィンの妻となり、祝福された生活をおくる。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

113
不倫の恋は燃えるほどに破滅へと追いやられていく姿を見ていると恐ろしさすら感じます。アンナの情緒不安定さはまさに恋の成す術であるといえるでしょう。冷徹な夫・カレーニンは世間体から黙認をし続けていたのは、キリスト教精神からの許しだったのでしょうか。離婚によりアンナを追い詰めることも可能だったのに。そんな中ですから、キチイとリョーヴィンの関係が清らかに見えました。失意からの祝福と言えますね。それぞれの気持ちが垣間見えた気がします。さて下巻へと行きます。2017/02/13

ハイク

103
リョーヴィンとキチイ及びアンナとヴロンスキーの2組の男女を中心に物語が進行する。アンナの不倫は夫との関係を益々厳しい状況となっていく。そんな中でロシアの大地では、リョーヴィンが農作業をしている。彼はキチイに振られたがそれにめげず大地と戦っていた。彼の下で働く農民と力を合わせて働く姿は前向きですがすがしい。丁度不倫と対比させて物語に厚みを増している。トルストイの狙いはこれだと思う。不倫は非生産的で負のイメージで一方リョーヴィンの考えや行動は前向きだ。これがもう一つの主題なのであろう。リョーヴィンは結婚した 2017/10/01

NAO

73
愛情のない結婚をしたため、苦しみ破滅的な恋に身を投じていくアンナ。他の女性たちはそういった状況下でも夫に逆らうことなく、結婚生活を続けている。義姉ドリイはそういった保守的な女性の代表として描かれ、アンナと対を為している。彼女がアンナに好意的なのは、自分にはできないことをアンナが毅然としてやっているからだろう。だが、トルストイがアンナのような自立心のある女性を理想として考えていたのなら、どうして彼女はこうも不幸なのか。恋をして不幸になっていくアンナと、静かな幸せに向かっていくリョーヴィンの残酷なまでの差。2016/12/04

みやこ

72
社会的立場の男女差が刺さる。より窮屈で自由度がないのは女性の方。とはいえアンナが苦痛に苛まれる要因は己自身で招き入れたもの。一方、カレーニンが到達した許しの境地。相手に対する後ろめたさを自覚する者には、あの清廉さを向けられるのはキツイ。まぁ責められてもキツイんだろうけど。子ども恋しさに泣くなら不倫なんてしなければいいのに。抱き続けた恋を成就させたリョーヴィン。キチイが妻として一人の人間として成長していく様が良い結婚生活を伺わせる。アンナがヴロンスキーの愛情を疑い出した時点で不穏な未来しか感じられない。→2020/09/27

aika

47
夫が妻の全ての罪を赦そうとした寛大な姿勢がかえって妻の不幸に拍車をかけていく様は、人が善く生きることがいかに困難なのかを象徴しているようです。父に「母は死んだのと一緒だ」と聞かされ悲しむ息子を置いて情夫と外国へ発ったアンナ。ヴロンスキーの覚悟のなさと彼女の身勝手さが掛け合わさり、綻びと苦悶がつきまといます。一方で、夫婦となったリョーヴィンとキチイは農地で暮らす現実に格闘しながらも、ふたりの充足した幸福感が鮮烈な光を放ちます。キチイが少女の顔から、病床の義兄のために心を尽くす妻として見せる顔も印象的でした。2020/01/09

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