内容説明
女子大生の倉本千明がふとしたきっかけで始めた秘密のアルバイトは、「壊し屋」と呼ばれていた。仕事の内容は、依頼人から指定された男性を巧みに誘惑して、スキャンダルをしかけること。これまで多くの男が千明のために人生を狂わせていた。そんな彼女を何者かが狙い始める。罠にかけた男の復讐なのか。それともかつての依頼人が口封じの為に自分を消そうとしているのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
79
機転が利くのは、頭の回転が速いのだろう。 危ない目に合うのは、なぜなんだろう。 図書館が舞台なのに、えげつない場面が多すぎる。 危険な仕事、壊しや。 最後は自分が壊れるかと思いきや、友人が、、、 結末が単純すぎるのは、いい作品だから難しくしたくないためか。2011/03/17
鍵ちゃん
11
「雪江!亅男は倉本千明にそう呼びかけて来た。人違いなどではない。千明は、その男・室田昭男を会社で失脚さろるために偽名を名乗り彼の愛人となったのだ。千明に素っ気なくされた室田は赤信号の横断歩道に、歩みを進めた。女子大生でありながら、千明は「懐かし屋稼業亅で多くの男を惑わかし、その人生を狂わせてきた。その報いなのか?何者かが彼女の命を狙う。2021/01/06
ちい
7
なんだか、救いのない話でした。読みやすくてすぐに読めましたが。2017/02/14
ソラ
5
【読メ登録以前読了済】2019/10/13
potato93769430
2
赤川次郎の本を初めて読んだけど、名前から想像される渋いイメージとは逆で、めちゃくちゃ読みやすかった! 全編通して、良い容姿の人はこんなにも人生がドラマティックになりやすいものなのかーって羨ましかった笑 他の作品も読みたくなった作品でした!2020/11/23