内容説明
小雨降る深夜、赤いレインコートの女が倒れていた。西本刑事は、自宅前で偶然、その女を発見、１１９番通報するのだが、逆にレイプ犯として告訴されてしまう。「現職刑事がレイプ」と騒ぎ立てるマスコミ。十津川警部は、罠の存在を嗅ぎつけ、部下の西本を救うため立ち上がった。しかし、二重の罠が西本を殺人犯に仕立て上げる。十津川警部の捜査線上に浮かんだ犯行グループの狙いは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
5
「勝手に列車祭」第２０９弾。文庫コレクション４１１冊目。。。平成 ７年 ７月 ２日 初版。。。吾らが十津川警部の部下が嵌められてしまうストーリーであった。傲慢な悪は手の付けようがない。悪は無法だが、こちらは法を守らねばならず、いらいらした。「卒業記念の万年筆を現場に落とすはずがないじゃない」などと突っ込みながら読んだ。吾らが十津川警部にしては、今回は少々荒っぽい手口であった。2018/10/29
pyonko
3
罠にはめられた部下を救うために奔走する十津川警部。終盤は良い意味で強引だった。でもこんな方法で追いつめられる方はたまらんな。2014/11/13
kenkou51
0
長編 西本刑事が罠にはまり犯人に仕立て上げられてしまう。ただ道で倒れている女性を自宅まで運ぶ設定は、普通ないよなと思ってしまった。内容はまあまあ。2013/03/09
みなみ
0
西本刑事を救うために奔走する十津川警部たちがかっこいい。特に最後の警部の心遣いは気が利いているなぁ。2012/09/22
aaboo
0
西村京太郎はサクサク読めて楽しかったです。2011/01/21
