新潮文庫<br> 夢判断

電子版価格 ¥660
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新潮文庫
夢判断

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  • サイズ 文庫判/ページ数 346p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101255026
  • NDC分類 913.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

87
上質なブラックが効いた短編集でした。思わずゾクッとするようなオチの物語が楽しめます。言い回しがインテリ風のところがありますが、それも嫌味なく読ませてしまうのは流石阿刀田さんというところ。少しの肌寒さが癖になる感じで面白かったです。2017/06/30

mr.lupin

42
以前から気になっていた、阿刀田高さん初読み。14編からなるショートショート集。どの作品も読みやすく多分30年以上前の作品だが、色褪せ感も無く受け入れることができた。ショートショートと言えば、星新一さんを思い出してしまうが、阿刀田さんの作品の方が少しブラック掛かっているようで、ちょっとアダルトな作品だったような気がした。『干魚と漏電』『ベターハーフ』『柳の下のジンクス』は秀逸だった。また機会があれぱ他の作品も手に取ってみたい。☆☆☆★★2021/02/07

キー

13
1977~1979年に発表された作品を14編収録した作品集。単行本は1980年刊行。 阿刀田高氏はショート・ショートの名手ですが、ショート・ショートというにはちょっと長めの短編集です。 それぞれの短編がとても良い出来で、間延びしたショート・ショートということには全くなっておらず、それぞれの作品が短編小説でなくては表現出来ない絶妙な内容になっています。 特に心に残ったのは、野球がモチーフの『柳の下のジンクス』、曰わく付き物件がモチーフの『干魚と漏電』、万馬券がモチーフの『勝ち馬情報』です。2019/11/28

海恵 ふきる

12
するすると読みやすい。誰にでも起こりそうな恐怖や、人生のほろ苦さなどを描いた短編集。それぞれのタイトルも素敵。特に気に入ったのは『紅白梅』の女。甘くほろ苦い余韻の残る話だった。2020/05/28

MIKETOM

6
奇妙な味の作家と呼ばれる阿刀田ならではの短編がズラリと並んでいる。『あの人をころして』『柳の下のジンクス』『殺意』『凶事』『自殺クラブ』『演技』『夢判断』etc。いずれも面白い。ただし自分が一番気に入ったのは『紅白梅の女』若いリーマンが秘書課の女に恋をする。一度は男女の仲になるのだがやがて女は姿を消す。男は女の背後に自分よりもずっと力のある男を微かに感じるという話。これを尾形光琳『紅白梅屏風図』になぞらえながら紡いでいく。あの絵は男2と女1の3Pを描いたものだというのだ。説得力があってなかなか面白かった。2018/02/15

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