新潮文庫<br> 剣客商売 狂乱

新潮文庫
剣客商売 狂乱

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784101156644
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けやき

40
【再読】剣客商売第8弾。時系列がおかしいなと思ったら、自分が間違えて、先に10巻を読んでしまってた。失敗w でも、まぁ、面白く読めた。「狐雨」は、いつもと雰囲気の違った話の展開だが、楽しく読めた。2024/02/24

まめこ

20
★★★★★今巻は「毒婦」から始まるからか、憎らしいよぅとおはるちゃんが歯ぎしりする婀娜なお姉さんたちが多い気がする。庇護欲で周りの男たちを(あんたもか!)骨抜きにする、姦通を見咎められ夫を殺害して逃走、先妻の息子を亡き者にし自分の子を跡取りにと企てる。〈女は昔のことを忘れなくては現在に生きられませぬ〉細腕も心も逞しくなったのは幸せになるためではなく、生きるためってことか。切ないな。2022/10/18

toshi

7
常盤新平が解説で、「三冬が大好きだけど、なんども読むうちにおはるのこともだんだん好きになってきた」と書いてるけれど、言われてみれば私も・・2015/01/23

HaruNuevo

6
ほんのちょっとのタイミングのズレで、大きく人生は変わってしまう。表題作の「狂乱」における石山甚市も、「秋の炬燵」における大野庄作も、そんな運命のほんの小さな悪戯で結局のところは命を落とすことになる。 剣客商売シリーズは、そんな運命の小さな悪戯を描く作品が多いような気がする。2020/06/14

へたれのけい

4
「狂乱」は読んでいてつらい。何かにイライラしてばかりの自分のことを思ってしまう。 出来るならウキウキ、イキイキ生活したいよ。2022/01/12

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