新潮文庫<br> 勝海舟〈第6巻〉明治新政 (改版)

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勝海舟〈第6巻〉明治新政 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 673p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101153100
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

江戸城明渡し後も、軍艦引渡しを拒む榎本武揚は旧海軍を率いて脱走、一方、徹底抗戦を唱える旧幕臣たちは彰義隊を結成して上野東叡山寛永寺にたてこもり政府軍と対決、壊滅した。勝は天子の東下と時をあわせるかのように、今やわずか70万石となった徳川の藩地駿府へ下って行く。反政府勢力の牙城会津も倒れ、榎本は蝦夷へ……。近代日本の黎明期、激動の時代を描く巨編の大団円。

内容説明

江戸城明渡し後も、軍艦引渡しを拒む榎本武揚は旧海軍を率いて脱走、一方、徹底抗戦を唱える旧幕臣たちは彰義隊を結成して上野東叡山寛永寺にたてこもり政府軍と対決、壊滅した。勝は天子の東下と時をあわせるかのように、今やわずか70万石となった徳川の藩地駿府へ下って行く。反政府勢力の牙城会津も倒れ、榎本は蝦夷へ…。近代日本の黎明期、激動の時代を描く巨編の大団円。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セロリ

38
長かった。読みにくかった。でも、面白かった!図書館派の私だが、この6巻はぜひ購入して、手元に置きたい。 ついに前上様は駿河に移る。そのとき、幕臣たちの取る道は3つしかない。①新政府に召し抱えられる②農業や商業を行う③無禄で駿河に付き従うー多くの人が③を選ぶが、家族を含めいきなり人口が増える駿河に、それらを養えるだけの食糧もなく、住まいもない。一方新政府では、薩州と長州の小競り合いが起き、なかなかまとまらない。駿河でも東京でも役所の仕切りが悪くて、民は右往左往してる。なんだか今を見ているみたい。2023/06/21

B-Beat

32
★思い出深い大河ドラマの原作、やっと読み終えた。維新後に福沢諭吉が二君に仕えて栄達を図っていると海舟をこっ酷く批判したが、確かに若い頃の自分にも滅びゆく運命に殉じた人物のほうに好感を懐いた記憶がある。そんな海舟が没する前年の明治31年に慶喜をして明治天皇に拝謁する姿を見届けたという事実を知り、その生涯の一貫性、一徹さに改めて感じ入ったものだった。全6巻を読み終えて感じるのはそんな海舟の自然体としての存在感。その辺りの描写の巧拙がお気に入り小説となるか否かの分岐点。そんなことを今さらのように思ってしまった。2015/01/25

kk

22
三読。維新内戦の危機に際して江戸無血開城の立役者となった勝海舟の半生を描く大河小説。いま読み返してみると、いかにも青臭い語り口ではありますが、kkが初めてこれを読んだのは、正に青臭い盛りの大学生の頃。それ以来、この小説に語られていることをずっと大切に思っています。先の見えない中、周囲からの毀誉褒貶やあらぬ疑いに塗れつつ手探りで進まざるを得ない懊悩と焦燥。今になって少しはわかるような気がします。ここ一番の大切な切所に臨み、ついに国と主家を誤らせなかったこの男。たいへんな人物がいたものですね。2022/07/07

ちゃま坊

17
官軍側も幕府側も内部は一枚岩ではない。勝の視点から見ると大村益次郎と榎本武揚は困ったものだ。戦いによる人的損失をいかに抑えるか苦労しているところなのだ。勝は予言する。「大村は国を滅ぼす・・・みんなにはっきりわかるのは先ず百年先かな」この小説は昭和の戦中戦後期に書かれたとある。大村が祖というべき日本陸軍が米軍に負けた時期だ。進駐軍がちょうど官軍と重なる。2019/03/20

さっと

11
まさか、子母沢寛を読む日がくるとは思いもしなかったけど、勝海舟を読むならこの人ので思い立ってブックオフの100円棚で見つけて3巻まで読んで、4巻目を探しに行ったらなくなっていて、泣く泣く新古書価格で見つけて買って、読んで、気づけば半年ですか。あまりにも唐突な幕切れに、榎本艦隊の終末は、沼津兵学校のその後は、お泊りさんの牧之原開拓は、吉岡艮太夫の最期は・・とあれもこれも興味がつきない。しかし、まぁ、これだけたくさんの人にご登場ねがった物語だ、全部詰め込んで終わらせるほうが無理でしょうなぁ。みんな元気でね。2013/11/11

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