新潮文庫<br> 杏っ子 (改版)

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新潮文庫
杏っ子 (改版)

  • 室生犀星
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 新潮社(2001/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 636p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101103068
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

野性を秘めた杏っ子の成長と流転を描いて、父と娘の絆、女の愛と執念を追究し、また自らの生涯をも回顧した長編小説。晩年の名作。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

82
面白かったです。父と娘の物語。文壇に地位を築いていく作家・平四郎と野生を秘めたような娘・杏子。平四郎が杏子を理想の女性に育てようとする姿からは、父ならではの情愛が感じられます。父娘のリズミカルなやりとりだけで成立しそうな雰囲気すらありました。平四郎が杏子を伸び伸びと育てているのは何処か女性に頭が上がらないところがあるのかなと思わされますが、彼の感性や癖のあるところが魅力的です。作家として、父として生きることを平四郎や周囲の人を通じて描くところに惹かれました。2016/05/07

メタボン

45
☆☆☆☆ 犀星の自伝的大作ということで身構えて読み始めたが、その流麗な筆はこびにすらすらと読み進んだ。一方で、心情や情景の描写に、ちょっとひねた感じられ方がするのが犀星の魅力だと、何作が読んできて得心してきた。生活破綻者の亮吉、わがままなりさ子、ともに作家平四郎の娘、息子の配偶者であるが、この二人の人物造形が典型的なのは、新聞連載という特質からなのだろうか。今で言えば長編のホームドラマを見ている感覚で、私としてはむしろ好ましい印象を持った。女性の部分を鳥の子餅にたとえた「うすもの」の章の文章が出色の出来。2016/03/23

由萌

18
室生犀星自身の私生児という過去がつらく、またそれが彼の家族や娘の夫への対応に出ていた。こんなお父さんは、そうそういない気がする。娘の飲んだくれの酒癖の悪い夫に対してもふたりの問題には入らず、お金のことはしてやり、辛抱強く待ってやる。こんな姿勢の後に出てくる言葉はやはりおもみがある。 「その意気でいろ。あとは俺が引き受ける」 読後感がスッキリしていてよかった。2017/12/07

MIHOLO

17
独特な文体で、最初の方は慣れるまで時間かかったけど、ちゃんと読まないと理解出来ないので、逆に良かった。昔の言葉の綺麗さだったり、平四郎の感性が、素敵だと思った。ちょっと癖はあるけど、こんな父親もいいんじゃないかな。芥川とか菊池寛とか友情出演?していて、へぇ、そんな人だったんだとか。平之助の妻になった、りさ子にはイライラしたし、杏子が亮吉となかなか別れないのも、やきもきした。となんだかんだで面白かった。室生犀星を見る目変わった。2015/05/18

sabosashi

14
 可憐そうなタイトルとは裏腹に、大河ストーリー的な骨太さ。  はじめは新聞小説だったということで、読む呼吸になれるまで時間がかかる。  とにかくおもしろい。  さて、このおもしろさをどう説明すればいいのか、波乱万丈の小津映画といっても、なんだか戸惑わせてしまうだけ。  かといってただのメロドラマと言い捨ててしまうのも、腑に落ちない。  著者も晩年期にはいって、すべて辿ってきたことが見えてきていたということもあるのかもしれない。  いわば回顧と総括か。2017/08/28

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