新潮文庫<br> 青い光

新潮文庫
青い光

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  • サイズ 文庫判/ページ数 276p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101065113
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

1
 戦記のイメージが強い大岡昇平が描く愛の物語。  お互いに愛しながら、愛を信じながら でも裏切りを おこなう男と女。  二人の間に入り込む文学者がひどく醜く、不快に 感じていたが、もしかしたら 著者そのものかもしれない。

susu

1
冒頭と結末に描かれる「青い光」は、若い男女のささやかな幸福を表す。その幸福を蹂躙する文学者の生態と時代を露悪的に描いた小説。結構が整いすぎていて物足りない……というのは、この著者の恋愛ものを読んで感じてしまうこと。でも、老いてからこんな作品を書くのだから、すごいな。2009/09/09

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