新潮文庫<br> 父帰る/屋上の狂人 (改版)

新潮文庫
父帰る/屋上の狂人 (改版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 207p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101028026
  • NDC分類 912.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ayane

6
いたってシンプルな場面を抽出した短編戯曲集なのだけども、それぞれに「血縁」「義勇」「贖罪」「騙欺」など世の中の掟や倫理が詰まっている。登場人物によって視点が異なり、テンポ良く語られている。不具者や愚鈍と、身体障害や知的障害への偏見が今と比べて強く押し出されてると感じたのは、時代背景のせいかしら。2019/10/13

たぬ

4
☆3.5 あああ~苦手な戯曲だったああああ~~ 30年前に学芸会の台本こそ読み込みはしたものの『人形の家』もシェイクスピアもスルーしていた私が戯曲なんて読めるのか? …なんて不安からのスタートでしたが結果オーライでした。台詞メインだし状況説明が簡潔だからさくさく読める。8編のうち「父帰る」と「義民甚兵衛」が良かったかな。家父長制ってやーね。父親だからってそんなドクズ許すんかよ。2020/06/24

kanako

3
「屋上の狂人」の綺麗さ、「義民甚兵衛」の壮絶さなど読みごたえのある作品たち。一体なにが幸せでなにが正しく、なにが間違っているのか…色々と考えさせられました。2011/08/12

Shinke Taeko

2
★★★★☆ 以前読んだものもあったけど、何回読んでも面白くて感動する。2016/04/15

nakanaka

2
「屋上の狂人」が面白かったです。 義太郎は障害者という設定であるが作品自体も明るい感じで進んでいくので爽やかささえ覚えました。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/386893
  • ご注意事項