出版社内容情報
日本には2145の風の名前があるという。その中から382語の「風の名前」を厳選、207点のカラー写真と、35編の詩とエッセーで構成する新感覚の歳時記。まほろばの国日本の四季を吹く風を訪ねる心の旅。第1集『雨の名前』に続く待望の第2弾。
光風、御祭風、雲雀東風、海軟風、風炎、下風、時津風、青嵐、少女風、玉風、商風、和風、風巻…… 日本には二一四五の風の名前があるという。その中から三八二語の「風の名前」を厳選、二二八点のカラー写真と、三五編の詩とエッセーで構成する新感覚の歳時記。 まほろばの国日本の四季を吹く風、思い出の風車を回す心のなかの記憶の風、はるかな響の歌を運んでくる未知の風。あなただけの風がきっと見つかる心の一冊。 話題の「まほろば歳時記」第一集『雨の名前』に続く待望の第二弾。
内容説明
天の気、地の霊、人の声をのせて吹く風は海からのおくりもの。「雨の名前」に続く待望の第2集。
目次
四季の風 春の風(小さな花吹雪;風の巻く音;微風のマリー;白い屋根の家;風の名前)
四季の風 夏の風(海風のおくりもの;団扇と扇子;極楽の余り風;火箸の風鈴;煙火;いなさの風;風招の媼/甍の上の虎;風の名前)
四季の風 秋の風(清少納言は嵐がお好き;ススキの細い沢山の手;賽の河原のかざぐるま;風の又三郎;一茶の風;風の名前)
四季の風 冬の風(大漁旗のある風景;冬の家;雲松寺のギンナン;センベイが風邪ひいて;木枯らしの名吟;風の名前)
季知らずの風(あわて者の「風博士」;東と西;風の地名;風の族;風の名前)
著者等紹介
高橋順子[タカハシジュンコ]
詩人。「歴程」同人。1944年、千葉県に生まれる。東京大学仏文学科卒。出版社勤務を経て、法政大学日本文学科非常勤講師。著書に詩集『幸福な葉っぱ』(現代詩花椿賞受賞・書肆山田)、『時の雨』(読売文学賞受賞・青土社)などがある
佐藤秀明[サトウヒデアキ]
写真家。日本写真家協会会員。1943年、新潟県に生まれる。日本大学芸術学部写真学科を卒業の後、フリーのカメラマンになる。北極、チベット、アフリカ、南洋諸島など、世界各地の人間とその生活・自然をテーマに多くの作品を発表している
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感想・レビュー
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いつでも母さん
ちはや@灯れ松明の火
星群
よこたん
真琴