風の名前

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風の名前

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784096814321
  • NDC分類 451.4
  • Cコード C0072

出版社内容情報

日本には2145の風の名前があるという。その中から382語の「風の名前」を厳選、207点のカラー写真と、35編の詩とエッセーで構成する新感覚の歳時記。まほろばの国日本の四季を吹く風を訪ねる心の旅。第1集『雨の名前』に続く待望の第2弾。

光風、御祭風、雲雀東風、海軟風、風炎、下風、時津風、青嵐、少女風、玉風、商風、和風、風巻…… 日本には二一四五の風の名前があるという。その中から三八二語の「風の名前」を厳選、二二八点のカラー写真と、三五編の詩とエッセーで構成する新感覚の歳時記。 まほろばの国日本の四季を吹く風、思い出の風車を回す心のなかの記憶の風、はるかな響の歌を運んでくる未知の風。あなただけの風がきっと見つかる心の一冊。 話題の「まほろば歳時記」第一集『雨の名前』に続く待望の第二弾。

内容説明

天の気、地の霊、人の声をのせて吹く風は海からのおくりもの。「雨の名前」に続く待望の第2集。

目次

四季の風 春の風(小さな花吹雪;風の巻く音;微風のマリー;白い屋根の家;風の名前)
四季の風 夏の風(海風のおくりもの;団扇と扇子;極楽の余り風;火箸の風鈴;煙火;いなさの風;風招の媼/甍の上の虎;風の名前)
四季の風 秋の風(清少納言は嵐がお好き;ススキの細い沢山の手;賽の河原のかざぐるま;風の又三郎;一茶の風;風の名前)
四季の風 冬の風(大漁旗のある風景;冬の家;雲松寺のギンナン;センベイが風邪ひいて;木枯らしの名吟;風の名前)
季知らずの風(あわて者の「風博士」;東と西;風の地名;風の族;風の名前)

著者等紹介

高橋順子[タカハシジュンコ]
詩人。「歴程」同人。1944年、千葉県に生まれる。東京大学仏文学科卒。出版社勤務を経て、法政大学日本文学科非常勤講師。著書に詩集『幸福な葉っぱ』(現代詩花椿賞受賞・書肆山田)、『時の雨』(読売文学賞受賞・青土社)などがある

佐藤秀明[サトウヒデアキ]
写真家。日本写真家協会会員。1943年、新潟県に生まれる。日本大学芸術学部写真学科を卒業の後、フリーのカメラマンになる。北極、チベット、アフリカ、南洋諸島など、世界各地の人間とその生活・自然をテーマに多くの作品を発表している
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感想・レビュー

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いつでも母さん

107
好きなシリーズ『風』同じ風など一つも無いはずなのに土地や時期、向きによっていろんな呼び名が付く面白さ。聞いたことのない風の名前が沢山あって、日本の言葉の奥深さを学ぶ。知床半島北西部に吹く『ルシャ風』の響きが好い。創作意欲が湧きそうだ(書けないけれど・・)2017/11/28

ちはや@灯れ松明の火

60
めにはみえない、だけどなんでもしっている。花のかおりの衣をはおり、季節のおとないを伝えよう。かじかんだ膚に触れる早春の白梅、甘く呼び寄せる沈丁花、街を薄紅に染め抜く桜。雨雲のにおいを含んで、陽射しのかけらをちりばめて、隣をすり抜けよう。いろをもたない、だからどんないろにもなれる。花信風、少女風、光風、友達みたいに笑いかけて、裂葉風、少男風、黒風、そっけなく手を振りほどく。ここでだけ吹く、今だから吹く。だから特別な名前で呼びかける。いつまでもおなじところにいられない、それでもまた、ここへかえってくるから。 2013/11/09

星群

37
日本は、風とか雨とかの呼び名が沢山あるって漠然と思ってたけど、一体どのくらいあるのか気になって、この本を手に取ってみた。早春から初夏にかけて花の季節到来を告げるように吹く『花信風』雨が降りそうな時それと告げる微風の『少女風』、陰暦十月中旬に吹く北東の風『星の出入り』、季節に異なった姿を見せる三匹の犬。限定された地域での呼び名もあって、興味深かった。日本ってやっぱりいいなぁって、思えた。2013/04/04

よこたん

32
風を感じることはたやすくても、風だけを見ること、写真の一コマに切り取ることはなかなかに難しい。散る花びら、そよぐ枝葉、揺れる水面、たなびく煙…様々なものが介在して、ようやく風が通っていったことに気付くのではないだろうか。「東風(こち)」「春一番」「青嵐」「薫風」「山背風(やませ)」「野分」「ビル風」そして「神風」。何を運んできて、何を運び去るのか。最近知った「貝寄風(かいよせ)」のいわれを読めて嬉しくなった。そして「六甲颪(ろっこうおろし)」の文字になんとなく心躍る(笑)2016/03/27

真琴

25
雨の名前の時にも思ったけど、日本語って本当に雅。短歌と日本語の美しさ、それと風景。もし、風の名前に興味がなくても日本の奥ゆかしさを感じられる本だと思います。2013/06/09

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