和泉式部日記;紫式部日記;更級日記;讃岐典侍日記

和泉式部日記;紫式部日記;更級日記;讃岐典侍日記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 558p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784096580264
  • NDC分類 918
  • Cコード C1393

出版社内容情報

頭注・原文・現代語訳が同一ページに二色刷

平安文化を華麗に彩る女流日記文学の傑作選。恋の悩み、仕事のつらさ、旅の楽しみ、愛する人の死、現代と共有できる様々なテーマがここにあります。流麗な現代語訳、精密な頭注により、千年の時を越え、平安を生きた女性たちの息遣いが鮮やかに蘇えります。とりわけ、愛別の悲しみを痛切に描き切った『讃岐典侍日記』は、他に類書も少ない逸品です。巻末に『紫式部日記絵巻』も復元して収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミヤト

6
更級日記の途中まで。紫式部日記がもっとも印象に残った。意外と暗い性格といおうか、内向的で沈鬱とした描写が多かった。記録としての役割も果たしていて、藤原道長の描写が何度か入っていた。あっと思わされる考えが多かった。和泉式部日記は本当に歌のやりとりが多く、恋愛小説のようであった。冒頭のところは問題として解いたことがあり、知っていた。どれも名前は知っている日記ではあったが、実際の内容は語り継がれるくらいには面白いものであった。原文にも挑戦しようとこの全集を選んだが、現代語訳を見るだけであり、別のものでよかった。2022/05/06

ダリア

1
『讃岐典侍日記』前に読んだ『全注釈』の方が読みやすかった。なぜだろう?そして堀河天皇に女御が少ないのが疑問だ。天皇の外戚になる利点がこの時代にはなかったのかしら。なお、堀河天皇は性格良くて慕われていたらしい。この作品からではなくて。この作品は著者のフィルターかかっているから、そういう意味では参考にならないと思う。 『和泉式部日記』宮より式部の方が恋愛上手。振り回している感じ。でも、式部の本気度が伝わってくるので悪女という印象は持たなかった。著者の目的が二人の愛を伝えるなら達成していると思う。2020/04/07

のら

0
枕草子を意識して清少納言をライバル視して書いたらしいけど(人に読まれること前提)、それなら軽やかに美意識を披露してくれる枕草子の方が良い。清少納言のファンとしては彰子の出産シーンのめでたさはうらやましいけど、紫式部の内省や他者評は読んでいるこちらが気が滅入る。紫式部は源氏物語だけでいいです。。和泉式部日記と更科日記は読んだことあるので飛ばし。讃岐典侍、堀河天皇に愛されたのね。若くして死別なんて辛いね。思い出に語られる堀河天皇がとても魅了的なので典侍の悲しみが理解できる。幼い鳥羽天皇の可愛さは神レベル。2016/01/15

麻木

0
『紫式部日記 』2014/01/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/260634
  • ご注意事項