世界美術大全集 〈東洋編 第6巻〉 南宋・金 嶋田英誠

世界美術大全集 〈東洋編 第6巻〉 南宋・金 嶋田英誠

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  • サイズ B4判/ページ数 472p/高さ 37cm
  • 商品コード 9784096010563
  • NDC分類 708
  • Cコード C0370

出版社内容情報

日本人の美の規範ともなってきた請米南宋美術の名品が、一堂に会す。

牧谿(もつけい)・玉■(ぎょくかん)・梁楷(りょうかい)をはじめとする絵画、圜悟克勤(えんごこくごん)・密庵■傑(みんたんかんけつ)ら名僧の墨跡、官窯や龍泉窯の青磁、建■、玳皮■などなど。これらの多くは平安時代から室町時代にかけて日本に請来され、伝世したものである。足利将軍家の東山御物は南宋美術の一大コレクションで、その後徳川将軍家や大名・富裕層に伝わり、明治以降は財閥系の数寄者の垂涎の的となったものも数多い。それは南宋美術の洗錬された美しさが日本人の心情にしみ入るものであったことの証(あかし)であり、同時にこのことによって日本人の美意識が培われ、美の規範になってきた。室町水墨画や茶の美術はもとより、南宋の美術が日本美術の着想の源として果たした役割はまことに大きいといえよう。

嶋田英誠[シマダエイセイ]
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中澤 富士雄[ナカザワ フジオ]
編集

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

86
この巻は、南宋と金の時代の美術本が収められています。絵画、彫刻、工芸、建築、書法というように分類されていますが、見ものはやはり絵画と建築が主体だと思います。牧谿や李迪など日本の絵画にも影響を及ぼしたであろう画家の作品が見事です。犬や牡丹などを題材にしたものも多く見られます。建物もやはり立派な見栄えのするものが多く作られているようです。2016/09/02

へんかんへん

3
逸格神品、妙品、能品、四梅図巻、五百羅漢図軸、山市晴嵐図軸2016/07/14

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