小学館文庫<br> 父と娘の肖像

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小学館文庫
父と娘の肖像

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094055337
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0195

出版社内容情報

著名人24名から聞き出した「様々な関係」

著名人女性二十一人と三人の父親から聞いた「父娘関係二十四様」。そこには、素直になれないもどかしさもあれば、年を経て初めてわかる思いもある。登場するのは横峯さくら、飯星景子、野田聖子、大石静、南場智子、阿川佐和子、宇津木麗華、北斗晶、岡本依子、山本美香、成田真由美、細川ふみえ、潮谷義子、矢部美穂、大岩千穂、大貫妙子、杉田かおる、片岡安祐美、米原万里、藤ジニー、鈴木貴子、鳥越俊太郎、丸山和也、永六輔(敬称略・掲載順)。

内容説明

「お前は何が言いたいんだ。結論から言え」―ある父親は幼稚園児だった娘に雷を落とし、またある父親は娘のオリンピック行きのために十万人署名の先頭に立った。ほかにも、家族を顧みないその姿が後に娘の成長の一助になった父親の例もある。様々な分野で活躍する「娘」たちに聞いた父親の話。そこには、素直になれないもどかしさもあれば、年を経て初めてわかる思いもある。母親とは違う「父」という存在は、娘に何を語り何を伝えたのか?江川紹子が取材した二十一人の娘と三人の父親。それぞれ形は違っても、父と娘の確かな絆が見えてくる。

目次

第1章 理不尽な父と向かい合う(横峯さくら(プロゴルファー)
飯星景子(タレント・作家) ほか)
第2章 父の背中が語ってくれた(宇津木麗華(日立&ルネサス高崎ソフトボール部監督)
北斗晶(タレント) ほか)
第3章 素直に父と呼べなくて(潮谷義子(熊本県知事)
矢部美穂(タレント) ほか)
第4章 大好きな父のあの言葉(片岡安祐美(社会人野球選手)
米原万里(ロシア語通訳・エッセイスト) ほか)
終章 父親から見た「娘」という存在(鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
丸山和也(弁護士)
永六輔(放送タレント))

著者等紹介

江川紹子[エガワショウコ]
1958年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。神奈川新聞社記者を経て、フリージャーナリスト。95年、一連のオウム真理教報道で菊池寛賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てくてく

4
スポーツや文芸、政治などで活躍する女性による父語り。いざというときに娘のために一生懸命になる父というのは私は知らないままで父を亡くしてしまたので、そのあたりがとてもうらやましかった。2017/12/28

貧家ピー

2
父と娘との関係・絆。 芸能人・スポーツ界など、様々な分野で活躍する「娘」の父親を取り上げる。 月並みだが、色んな「父」がいる。 意外と理不尽な昔ながらの「オヤジ」が多く、父の人生そのものがドラマ、というのに驚かされた。 親の無言の哲学が伝わっている。2006/05/31

hr

1
この本は、父と娘の関係性を描き上げる看板だが、本当の目的は別にあるのではないか。意思の強い女性が、子どもの頃の環境や偏見、立ちはだかる障壁や体制を乗り越えて行く物語として読めるから。そして解説のセンスがいい。2018/08/06

kinoko-no

0
様々な分野で活躍する女性たちに聞いた父親の話。自分と重ねるところも所々あり。女性たちの話よりも父親から娘を語った対談がよかった。対談とは関係ないけれど、永六輔さんの奥さまがとてもきれい。2012/01/25

kayoshi

0
★★★・・ 2008/01/23

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