出版社内容情報
おとことおんな、おんなとおとこ。人生の春夏秋冬
銀座のママ、レコード大賞の作詞家、野球記者と幅広い分野で活躍してきた著者が、大病に倒れた後、15年のブランクを経て再び執筆し始めたエッセイを1冊に収録。軽井沢、ハワイと方々を転々としながら時々の心情を綴った、人生を愛する人へおくる珠玉の作品である。華やかな世界を生き抜いた著者がふっと力を抜いてゆっくりまわりを見回したときに見えてきた彩り豊かに輝く人生の春夏秋冬が凝縮された1冊である。
内容説明
一所懸命走り続けてきた人生、ふと立ちどまってゆっくりまわりを見回してみると、おとことおんなの事情から鳩や猫や樹や花たちまで、さらに彩り豊かに輝きはじめる―。病に倒れた後、再び執筆し始めた著者が、軽井沢、ハワイと方々を転々としながら時々の心情を綴った、人生を愛する人へおくる珠玉のエッセイ。
目次
1章 冬―男に恋した樹(男に恋した樹;「もてる」という話 ほか)
2章 春―鳩を逃がす(鳩の恩返し;鳩を逃がす ほか)
3章 夏―花を買う理由(雨の日の過ごしかた;UFOと血痕 ほか)
4章 秋―忘れ得ぬ面影(茜屋珈琲店物語;すれ違った人 ほか)