出版社内容情報
日本人がわからない韓国ナショナリズムの構造を解明する。
W杯を契機に注目される日韓関係。しかし両国には、教科書や靖国神社問題など複雑な国民感情が横たわっている。メディアが「反日」を煽り、政府も国民の不満をそらすために「反日」を利用し、左翼勢力も自国のナショナリズムに寛容な韓国。一方、植民地時代の負い目から隣国への批判もできない日本。この歪んだ関係を正常化するために両国に期待されているのは何かを著者は明らかにする。解放以前も以後も、両国間に隣国に対する愛情が存在していなかった訳ではない。韓国の日本に対する強い執着心が半世紀間にどう変化してきたかを解明する、目からウロコの一冊。解説・櫻井よしこ
内容説明
W杯を契機に注目される日韓関係。しかし両国には、教科書や靖国神社問題など複雑な国民感情が横たわっている。メディアが「反日」を煽り、政府も国民の不満をそらすために「反日」を利用し、左翼勢力も自国のナショナリズムに寛容な韓国。一方、植民地時代の負い目から隣国への批判もできない日本。この歪んだ関係を正常化するために両国に期待されているのは何かを著者は明らかにする。解放以前も以後も、両国間に隣国に対する愛情が存在していなかった訳ではない。韓国の日本に対する強い執着心が半世紀間にどう変化してきたかを解明する、目からウロコの一冊。
目次
第1章 日韓は歴史から自由であれ(東アジアの田舎芝居;倒錯の風景;現実政策への転換を ほか)
第2章 韓国ナショナリズムの不幸(韓国人の暴力性;上からのナショナリズム;弱さの自覚 ほか)
第3章 植民地世代と日本の友(「日本ごっこ」;巡査のいる風景;「内地」の発見 ほか)
著者等紹介
鄭大均[テイタイキン]
1948年岩手県生まれ。立教大学及びUCLAに学ぶ。啓明大学校外国学大学(韓国大邱市)副教授などを経て、現在、東京都立大学人文学部教授
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