育てたように子は育つ―相田みつをいのちのことば

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  • サイズ A5判/ページ数 111p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784093872713
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

読む人の心を癒す、相田みつをのわかりやすい子育ての言葉の花束。

『にんげんだもの』という書画集を昭和59(1984)年に刊行して以来、『一生感動 一生青春』『雨の日には…』『しあわせはいつも』などのロングセラーを生んだ相田みつを氏。平成3(1991)年、享年67歳で急逝した。彼の残した多くのことばは、今もなお多くの人に生きる勇気と希望をあたえ、とくに女性層には年齢を問わず幅広く読まれ続けている。 その相田氏の書画のことばを、児童臨床心理学の立場から《心のくすり》として、医療福祉の治療に役立てている先生がおられる。川崎医療福祉大学の佐々木正美氏である。 本企画はとくに、子育て中の若い父親や母親の心の糧となるような「親と子のためのことばの本」として立案された。相田氏が残した多くのことばの中から、佐々木先生が実践者の立場で20篇を精選し、それらのことばの持つ力についての短いエッセイと、それに関わる実際の臨床例を結びつける形で編集されている。 そして巻末には、相田みつを氏のご子息で相田みつを美術館館長の相田一人氏と佐々木先生との解説対談を収録する。相田氏のことばは他の出版社からも数点刊行されているが、それらのことばの主題の一つ《親と子》の観点でまとめられる最初の本である。

相田一人[アイダカズヒト]
監修

相田 みつを[アイダ ミツヲ]
著・文・その他

佐々木 正美[ササキ マサミ]
著・文・その他

内容説明

相田みつをの書と児童精神科医が語る子育ての本。いじめ・登校拒否・家庭内暴力・幼児虐待…。世の中、どこかおかしい。みんなが周囲を見て、大急ぎ。でも、人には成長する時間が必要なのです。お父さん、お母さん、そんなにあわてて走らずに、一休みして下さい。この本は、親も子もともに育つための、心の休憩室です。

目次

みんなほんもの
欠点
肥料
待つ
ひとりに
出逢い
しあわせは
遠くから
いいですか〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱんにゃー

44
今子育てでお悩みのあなたへ 『(自分の親が私を)育てたように 子(である私)は育っ』た。(←10回くらい読んで下さい) なので、あなたは悪くありません。子供も悪くありません。(同様に親も悪くありません。) /未来のあなたへ(子育てが終わった私たち) 今だから好きなことを言っています。ありがとうと言って聞き流してください♪ 子育てって「親自身が成長しようとすること」=「それを感じて(育てたように)子は育つ」のだと思います。(コ)2014/02/07

まーちゃん

42
「ぼちぼちお役御免だな」、寂しさと共に荷を下ろしつつある気楽さを感じていた矢先、自分の慢心に足元をすくわれた。兄弟なのにあまりに違う人間に育った息子たちを見て、「しつけや教育以前に持ち前だよね~親にできることなんてたかが知れてるわ」と嘯いていた近頃の私。『育てたように子は育つ』そうだね。もし教育が、人の思いが人になんの影響も及ぼさないのであれば、この世のほとんどすべてのことは何の意味も為さなくなってしまう。もう、愛らしさによるご褒美はもらえないけれど、もうしばらく内心コノヤローと思いながら見守っていこう。2013/11/03

魚京童!

25
ただひたすらに 泣けばいい2015/02/13

ムーミン

19
やっぱり何度読んでも心に落ちていきます。2018/09/26

ひらちゃん

19
スラスラと心に入っていく。「そのままでいいんだがな」いろいろ期待し過ぎずに言ってあげたい。「にんげんが先点数が後」点数なんて関係ない。信じて受け止められる強い親になりたい。孤独になることは必要だけど孤立はいけない。その通りだと思う。2015/08/30

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