終末のフール

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087748031
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

あと3年で世界が終わるなら、何をしますか。
2xxx年。「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に住む人々は、いかにそれぞれの人生を送るのか?
傑作連作短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁かな❁

135
伊坂幸太郎さん好きですがこちらの本は未読だったので仲良しの人にオススメしてもらって読みました!小惑星が地球に衝突する事がわかり、それまでの期間をどう受け止めて過ごしていくか、いろんな人の視点で描かれている短編集です。とても悲しいですが、それぞれのお話は温かかったり、皆、辛い思いをしながらも頑張って前向きに残りの時間を過ごしたりしていて、悲しいお話ではなかったです。伊坂さんらしいと思いました!私は太陽のシールが特に好きです!涙が出ました(;_;)冬眠のガール、演劇のオール、深海のポールも良かったです!2013/03/24

テンちゃん

117
小惑星(º ロ º )地球!⇨『あと8年で世界が終わる』o(>_<)o犯罪!混乱!⇨5年後(⊙.⊙)『あと3年で世界が終わる』!平穏!⇨人生を見つめ直す!幸福とは?いかに人生を送るか!傑作作品。☆(๑•̀ㅂ•́)و✧4.62015/11/07

藤枝梅安

99
小惑星が地球に衝突し、人類が滅亡するという宣告が下った。人々は狼狽し、逃げ惑い、殺戮や強奪の暴徒と化し、多くの人が小惑星衝突の前に死んでいった。そんな中、残された人々が残された日をどう生きるか、というテーマに挑んだ伊坂幸太郎さんの意欲作である。舞台は仙台市郊外のマンション。このマンションの住人達が他所に移転していく中で残った人々や、戻ってきた家族などの生活の様子を織り込みつつ、それぞれの人物が関わりを持つ小さな「社会」を形成している様を描いている。2009/10/10

masa

95
実際にあと3年で人類が滅亡するとしたら…。自分だったらどういう風に最後を迎えるのだろうと、リアルに想像しながら読んでしまいました。図書館でたまたま見つけて借りてきたのですが、心に残る一冊となりました。2014/11/25

七色一味

91
読破。そうですねぇ。とりあえず次の本(『ひとめあなたに…』)とあわせて、ということにしようかと…。 http://book.akahoshitakuya.com/cmt/141675632011/10/23

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