内容説明
天皇に始まり、お墓と神社の関係、トイレの起源まで日本の根っこを探り、空海の謎から天狗・妖怪の不思議を解きあかす。さらに少年の日のなつかしの東京風景を描き、現代の東京を論じる。著者が長年温めてきた日本へのこだわりが初めて一冊の本となった文庫オリジナル編集「日本論」。今あらためて、日本の面白さ日本の恐ろしさを知る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トムトム
16
どうしたらこんなに色々なことに詳しくなれるのでしょう？私ももっとたくさん本を読まねば。日本はオカルトの国！？第二次大戦では呪いも使った。不思議なことにアメリカのルーズベルト大統領は急死している。因果関係は知らない♪１つ１つのエピソードが短いので、興味のない分野だったらとばして読むのもあり。逆に適当に開いたページのエピソードを読んでも楽しい。粘菌と熊楠と昭和天皇の話があって、ちょっとガッツポーズ！この本、当たりだ！2019/12/30
記憶喪失した男
9
アメリカの３Ｓ政策として、荒俣宏は「スポーツ、スクリーン（映画）、セックス」で大衆をだましていると書いてある。元都知事の猪瀬直樹は「スクリーン、スピード（速さを競う）、セックス」をあげていたが、ちょっとちがうが似たようなことを指摘している。2018/12/04
ヒコ。
3
博覧強記ですなあ2011/04/05
冬至楼均
2
一言では纏められない。2014/02/24
小林ミノリ
2
荒俣氏の博覧強記の脳みそでつづる、日本のあらゆる物や事の起源にまつわる、文章の集積。
