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集英社新書
深層水「湧昇」、海を耕す!

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087203639
  • NDC分類 468.8
  • Cコード C0245

内容説明

海面に広がる植物プランクトンという牧草を動物プランクトンが食べ、それを小魚が餌とし、さらに小魚を大きな魚類が食べ…と食物連鎖を通してマグロが育つ。植物プランクトンが繁殖して豊かな「海の牧草地」をつくるためには、光とミネラルが必要である。深層水が表層まで上がる海洋現象「湧昇」は、表層の光とミネラルたっぷりの深層水が出会うところであり、まさに海洋生物生産の鍵である。本書では、海のメカニズムについてわかりやすく分析・解説し、海洋の持続可能な食糧生産を提言・検討する。「湧昇」を有効利用できるならば、100億人が贅沢なマグロをお腹いっぱい食べることも夢ではない。

目次

第1章 海―マグロの生活圏の生産力(人口・食糧・環境をめぐるエコとエゴ;陸の農業生産と海の漁業生産 ほか)
第2章 マグロを支える食物連鎖の役者たち(植物プランクトン;セルロース、食えれば人類皆ハッピー ほか)
第3章 マグロの生産を支える湧昇流(海の中のかくれんぼ―海中光環境;青背魚の逆陰影作戦、エビの赤色化作戦 ほか)
第4章 一〇〇億人のマグロ生産を目指して(生態学のモッタイナイ―循環と再生;光とミネラル―出会いとすれ違い ほか)

著者等紹介

長沼毅[ナガヌマタケシ]
1961年生まれ。筑波大学第二学群生物学類卒業、同大学院博士課程修了、理学博士。海洋科学技術センター(現・独立行政法人海洋研究開発機構)研究員、米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校海洋科学研究所客員研究員を経て、94年より広島大学生物生産学部助教授、2002年より同大学院生物圏科学研究科助教授。専門は生物海洋学・微生物生態学。95年に「深海熱水噴出域における微生物の生理生態学的研究」で日本海洋学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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