集英社新書<br> アメリカの巨大軍需産業

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集英社新書
アメリカの巨大軍需産業

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  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087200874
  • NDC分類 559.09
  • Cコード C0231

内容説明

ベルリンの壁が崩壊し、東西対立の構図が消滅するとともに、アメリカの軍需産業は大統合に向かった。本書は、三〇兆円もの膨大な国防予算を背景に、各企業がますますその経営を合理化していった謎を解き明かす。九九年のNATO軍によるユーゴ空爆などの地域紛争は、従来、民族対立によるものと理解されてきたが、そこに常に介在していたアメリカ製兵器の持つ意味について言及されることはなかった。膨大な資料を分析することによって、政治家、軍との結びつきから、CIA、NASAとの連携まで、アメリカの軍需産業の巨大な姿が浮かび上がってくる。この危険なビジネスが世界情勢を左右する、そのメカニズムとは何なのか。

目次

序章 不思議な国アメリカ
第1章 ペンタゴン受注軍需産業のランキング
第2章 軍閥のホワイトハウス・コネクション
第3章 日本の防衛産業を育てた太平洋戦略
第4章 二〇世紀の戦争百年史
第5章 CIAとFBIと諜報組織の成り立ち
第6章 NASAと宇宙衛星産業

著者等紹介

広瀬隆[ヒロセタカシ]
1943年東京生まれ。作家。早稲田大学卒業。近年、建国以来のアメリカ合衆国の成り立ちを精力的に分析・研究。著書に『アメリカの経済支配者たち』(集英社新書)、『東京に原発を!』『赤い楯』『地球のゆくえ』(以上集英社文庫)、『クラウゼヴィッツの暗号文』(新潮文庫)、『パンドラの箱の悪魔』『燃料電池が世界を変える』(以上NHK出版)など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

28
図書館本。アメリがますます嫌いになった。アメリカを嫌いになりたい人は読むべし。アメリカの軍需産業がいかに紛争や戦争に関わっているか知れば、また彼ら軍需産業の連中がアメリカの政界まで動かしている事実を知れば、アメリカという“正義の国”に嫌悪感を持つようになるだろう。そして、そのアメリカに追随する…、いや追随させられようとしている日本という国にも嫌気がさすに違いない。国だけではなく、国民を無視して日本という国の舵取りをしている愚かな政治家や官僚や資本家たちにも愛想が尽きるし、彼らを許せないと思うだろう。2016/06/25

James Hayashi

26
いかにアメリカの軍需産業に政治と政治家が関わっているか。ロッキード事件も背後には国策として航空機輸出が実施されていたことを知る。2020/01/14

coolflat

10
軍需産業に入り組む米国人脈を解き明かす。国家には、大統領・副大統領と閣僚を含むNSC、CIA、FBI、国防省、陸海空軍統合参謀本部、国務省、各国大使館、NASAがある。軍需産業には、軍用機メーカー、船舶メーカー、銃砲・弾薬メーカー、核弾頭ミサイルメーカー、エレクトロニクス産業、宇宙・衛星産業がある。この間に位置して仲介役を勤める外交関係評議会と全米ライフル協会、石油メジャー、兵器輸出ロビーの上院・下院議員、地元の労働者、これらが渾然一体となって、戦争を作り、多大な軍事予算を捻出させ、膨大な利益をあげている2014/02/02

perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺

8
初読は2003年でこれも実に20年ぶりの再読。個人的に決定的影響を受けた一冊。当時は情報収集の方法すら知らなかった為にアメリカのプロパガンダを疑えなかった。しかし本書を読んでいた為に完全には洗脳されなかった。 他に船戸与一『猛き箱船』はフィクションながらマグレブにおける紛争の原因がEUの軍需産業にあると教えてくれた。 アメリカ軍需産業史。そしてそれに巣食う救う連中。20年後の現在でも大勢は変わらない。つまり四大メーカーはボーイング、レイセオン、ロッキードー・マーチン、ノースロップ・グラマン。→2023/10/27

kid_luckystrike

5
「世界には難民が溢れている。原因は地域紛争にある。そこには、洪水のように銃砲と弾丸が供給されてきた。どこからか。アメリカとヨーロッパの先進国からである」2009/03/25

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