集英社新書<br> 疾走する女性歌人―現代短歌の新しい流れ

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集英社新書
疾走する女性歌人―現代短歌の新しい流れ

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087200287
  • NDC分類 911.162
  • Cコード C0292

内容説明

20世紀は短歌が日本文化内で「再誕」した時代であった。特に盛況を迎えた60年代から80年代前半において、その契機となったのは、ジャンルを超えて活躍しはじめた女性たちの力であった。万葉以来の伝統を誇る短歌の世界に、彼女たちが及ぼした影響はなんであっただろうか。みずからの身体で感受した美意識が、重い社会のくびきから何を解放したのだろう。本書は現代短歌に挑戦しつづけた女性歌人たちの作品を、通史として歴史のダイナミズムのなかで俯瞰する、初めての試みである。30人に上る女性歌人たちの作品が奏でる調べは、哀しく愛しく美しく読者の胸に共鳴する。

目次

第1章 あの『サラダ記念日』が、賛否相半ばした歌壇
第2章 現代の起点となった『乳房喪失』
第3章 「女人短歌」が果たした、魔性の役割
第4章 男性歌人との真正面からの対立
第5章 戦後世代の新人女流が競合
第6章 前衛短歌からの方法を摂取
第7章 1970年代における新人の野心作
第8章 女歌の時代とフェミニズム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

36
#馬場あき子 #短歌 あるがままの姿でわれは嫁ぐべし貧しきものの誇りをもちて #返歌 馬場あき子この歌読むまで誤解せし誇りと矜持歌と生き様 #篠弘2016/01/27

たな

7
戦後の中城ふみ子から80年代の水原紫苑・辰巳泰子までの女性歌人論。女性歌人に対する男性歌人たちからの批評、女性による女性歌人の批評、そして俵万智のインパクトなどが面白かった。2018/06/24

Ucchy

3
戦後の女性歌人の系譜を中城ふみ子、葛原妙子、斎藤史、馬場あき子、河野裕子、阿木津英ら(もっと出てくるが割愛)を経て俵万智に至るまで論じる。社会、歌壇での女性の立ち位置の変容を反映した女性歌人の歌をいろいろ読めるのが面白い。「女性性」がどのように詠まれてきたかを一貫した視座に論じている。個人的には葛原妙子、石川不二子、俵万智が好き。葛原や俵たちもデビュー当時は散々に言われており、それを読むと批判を構わず自分が良いと思ったものを世に問おうという勇気が出てくる。2017/12/24

sea bear

3
女性歌人とその歌と歌に対する批評や影響を、時間の流れとともに解説する一冊。紹介される短歌は共感するものが多く、いくつかの短歌は抱きしめたいと思う。2012/09/04

yumicomachi

2
戦後から80年代までの女性歌人たちの個々の試行錯誤や大きな潮流がわかりやすく克明に記されていて、読み応えがあり、勉強になった。2016/05/18

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