依存症(アディクション)がよくわかる本―家族はどうすればよいか?

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784072538241
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C2047

内容説明

人はなぜ「依存」するのか?40年間依存症と向き合ってきた著者が、その病理を解き明かす。

目次

第1章 依存症とはどのような病気か(依存症の特徴;「現代病」としての依存症)
第2章 「物質」への依存(アルコール依存症;薬物依存症 ほか)
第3章 「行為」への依存(ギャンブル依存症;買い物依存症 ほか)
第4章 「人間関係」への依存(家族依存症(社会的ひきこもり)
ドメスティック・バイオレンス(DV) ほか)
第5章 アダルト・チルドレンと機能不全家族

著者等紹介

榎本稔[エノモトミノル]
1935年生まれ。1961年、東京医科歯科大学卒業。1969年、成増厚生病院副院長。1975年、山梨大学保健管理センター助教授。1981年、東京工業大学保健管理センター助教授。1988年、東京工業大学保健管理センター教授。1992年、榎本クリニック開院。2006年、医療法人社団榎会・新大塚榎本クリニック開院。現在、医学博士、医療法人社団榎会榎本クリニック理事長・院長、拓殖大学客員教授、日本外来精神医療学会理事長、日本精神衛生学会理事、日本社会精神医学会理事、日本デイケア学会理事など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キムチ27

4
云うは易く、行うは難しの本の域を出ていない感強し。とはいえ、人生の端緒に就いたばかりのカウンセラーのハウツー本とは言えるかも。

ひつまぶし

1
ワーカホリックへの言及があるので読んでみたが、あまり参考にならなかった。斎藤学の『依存症と家族』の改題版が出る前に出版されているので、絶版状態を穴埋めするような位置付けだったのかもしれない。ほとんど流し読みで済ませた。ひきこもりの治療に「アメ(母性原理)とムチ(父性原理)とモデル(自己原理)」のほどよいバランスが必要という指摘は面白かった。またACには核家族化が関係しているという指摘も、三者関係のバランスが崩れることが依存症を問題化させるのだと考えれば、共通する基盤を想定して理解できるのかもしれない。2022/12/27

Y89

1
依存症知るために。2019/05/08

j

1
サイアク(げろ)2007/08/23

精看探求士

0
読みやすく一気に丸わかり。メンタル疾患に興味のある人にもお勧め。いわゆる統合失調症関連の本よりも、身近に感じることの出来る内容が多いと思う。2014/03/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/73354
  • ご注意事項