出版社内容情報
いつから、日本人は文章を書くのが苦手になったのでしょうか。どうやら、その理由は国語教育にあるらしいのです。ここでは、画期的な作文法をお教えします。
文章を書く――そう聞いただけで鳥肌が立つ人もいるのではないでしょうか。いま、多くの人が「書くのは苦手」だと思っているのです。その理由は、小学校の作文の時間にあったのです。題材が決められ、自由勝手に書くことを禁じられ、形式だけを重んじられていた「作文」。これで、9割がたの人は作文嫌いになってしまったのです。しかし、大人になって書かなくて済むかといえば、そんなことはありません。ますます書く機会がふえてくるのです。入試はもとより、入社試験、そして社会人になっても、常に「書く」ことはついて回ります。苦手だと逃げてばかりはいられないのです。では、どうする? お教えしましょう。とても簡単に、しかも人並み以上に文章を書く力がつく方法を。25年以上、子どもの家庭教師として、様々な学習法を編み出してきた著者ならではの、画期的な作文法を。まず、書きたいことをメモにします。メモをもとに短文にします。短文をつないで、ひとつの文章にし、さらに構成して、りっぱな文章の出来上がりというわけです。百聞は一見にしかず。まずは、この本で、その方法を身につけ、効果を確かめてください。文章が書けるようになると、アタマもさえてくるはずです。
内容説明
学校で教わった作文法は全くの間違いだった!20年以上の経験で編み出した、画期的な日本語の文章術を初公開。
目次
序章 何故、文章を書く力があることが必要なのか?(これほど簡単に、多くの人が解放される知的メソッドはない)
第1章 何故、人は「書く」ことを苦手だと思ってしまったのか?(「書く」ことそのものの発想を転換しよう;書けないと人生の中でこんなに「イタイ」 ほか)
第2章 メソッド公開―こうすれば、誰でも簡単に文章が書ける!(まずは、頭の中に浮かぶものをメモする;自分と向き合う最良の鏡が「セルフポートレート」 ほか)
第3章 実践セミナー―書きにくい文章も、これでスラスラ(形式より、感情に重きを置いた「お礼状」;思考の訓練にもなる、作文術の驚異 ほか)
最終章 「形式」から解放され、自由になるのが、この作文法(型に閉じ込めることにある、これだけの欠点)
著者等紹介
松長暢史[マツナガノブフミ]
1957年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒。教育環境コンサルタント、能力開発インストラクターとして活動。多くの受験生を教えていく中で、独自の教育メソッドを多く開発した。「最低点法」をはじめ、「音読法」や「作文法」などを駆使して、周囲を驚愕させる「志望校合格」を次々と実現。いまや「奇跡の家庭教師」の名をほしいままにしている
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