講談社現代新書<br> 9.11後の現代史

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講談社現代新書
9.11後の現代史

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062884594
  • NDC分類 226
  • Cコード C0222

出版社内容情報

テロ、難民、宗教対立、アメリカの陰り……中東の歴史こそが世界の現代史の縮図である。不寛容な時代を脱するためのかつてない現代史中東の歴史こそが、世界の現代史の縮図である。

20世紀を通じて中東で起きてきたことは、世界の、特に欧米諸国が行ってきたことのツケみたいなものである。
そして、21世紀。
アメリカの陰り、テロ、難民、宗教対立……2001年の9.11米国同時多発テロ事件を機に、そのツケがさらに巨大なものとして私たちの目の前に現れている。
9.11、イラク戦争、アラブの春、という中東にまつわる3つの「起点」から、混乱の世界を読み解き、どう次の時代につなげていくのかを問う、かつてない現代史。

<目次>
第1章 イスラーム国(2014年?)
第2章 イラク戦争(2003年)
第3章 9.11(2001年)
第4章 アラブの春(2011年)
第5章 宗派対立?(2003年?)
第6章 揺れる対米関係(2003年?)
第7章 後景にまわるパレスチナ問題(2001年?)
終 章 不寛容な時代を越えて

<目次>
第1章 イスラーム国(2014年?)
第2章 イラク戦争(2003年)
第3章 9.11(2001年)
第4章 アラブの春(2011年)
第5章 宗派対立?(2003年?)
第6章 揺らぐ対米関係(2003年?)
第7章 後景にまわるパレスチナ問題(2001年?)
終 章 不寛容な時代を越えて


酒井 啓子[サカイ ケイコ]
著・文・その他

内容説明

アメリカの陰り、移民・難民、テロ、宗派対立…「犠牲者の座」を誰もが競うことで対立は泥沼化し、世界は不寛容になっていく。中東における3つの起点から国際情勢を読み解く、かつてない現代史。

目次

第1章 イスラーム国(2014年~)
第2章 イラク戦争(2003年)
第3章 9・11(2001年)
第4章 アラブの春(2011年)
第5章 宗派対立?(2003年~)
第6章 揺らぐ対米関係(2003年~)
第7章 後景にまわるパレスチナ問題(2001年~)
終章 不寛容な時代を越えて

著者等紹介

酒井啓子[サカイケイコ]
1959年生まれ。東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業後、アジア経済研究所に勤務。24年間の同研究所在任中に、英国ダーラム大学(中東イスラーム研究センター)で修士号取得。1986~89年、在イラク日本大使館に専門調査員として出向。東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授を経て、千葉大学法政経学部教授兼同大学グローバル関係融合研究センター長。専門はイラク政治史、現代中東政治。おもな著書に『イラクとアメリカ』(アジア・太平洋賞大賞受賞)(岩波新書)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aster

61
中東をメインとした9.11以降の情勢がよく分かるが、ページ数から見ても分かるように(自分が満足出来るような)詳細までしっかり書かれているとは言えない印象。逆にまとめとしてはかなり分かりやすい。個人的ではあるが、前述の通りこういったライトな新書に満足出来なくなった自分に気づいた。しかしながら完全に理解しているとは言い難いのでこれからも読み続けていく。この本も再読していきたい。2020/03/31

rico

38
9.11はTVでその瞬間を見た。足元が崩れていくような感覚があった。あの日を起点として中東情勢をわかりやすく俯瞰した一冊・・のはずなのだが、なかなかハードルが高い。地図を手元に置き、じっくり向い合って初めて全体像が見えるのだろう。宗教の違いだけでは戦いは起こらないと著者は言う。宗教を縦軸に、政治的な立場を横軸にとり、さらに大国の思惑が働き細分化された挙句、自らを「犠牲者」であると認識している多くの集団が形成されたことが、悲劇につながっている。同時代を生きる者として何をなすべきか。答は見つからからない。2018/07/24

樋口佳之

30
憎悪の上に新しい憎悪が重なってしまっている。人が死に難民となっている状況は、どこから解決の糸口を探すのかが見えない。留学生として学びながらあえて故国に帰る若者の未来に幸運を祈ること位しかできないのか。2018/03/19

skunk_c

29
現代史とあるが出来事を時系列に並べるのではなく、イスラーム国やアラブの春といったトピックから世界全体の現代史に切り込んでいく。著者は中東の専門家であり、平易な文章だが内容は濃い。特に安易に語られがちな宗派対立については、しっかりとした政治的力学から見よと警鐘を鳴らす。パレスチナ問題が後景に退いたのが9.11以降のことで、これが結果的にアラブ諸国の本音ともいうべき対立を表面に出してくることになったとの見立ては面白い。紛争の部分だけを眺めて一喜一憂するような著作とは一線を画した、多くの人が読むべき本だと思う。2018/03/18

James Hayashi

28
千葉大教授、専門はイラク政治史、現代中東政治。18年著。イラク戦争後、米軍は「軍事力による民主化の強要」を求め反発された。これが原因となりISが生まれ米国敵視が強まった。ISに参加しているのはガリガリのムスリムばかりでなく、ドロップアウトした人々に「戦う大義」と自信を与え、他宗からの改宗者も見られるという。また抑えがたい欲求に、ISの名を借りて暴力を実行する者もいるらしい。また⒐11後はイスラム教を無実の人でも敵視するようになり、欧米諸国に感情露わにするようになったようだ。続く→2019/06/11

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