講談社現代新書<br> 正しい本の読み方

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講談社現代新書
正しい本の読み方

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062884471
  • NDC分類 019
  • Cコード C0237

出版社内容情報

どんな本を読んだらいい? 本はどんなときに役立つ? 本を読むにもコツがいる! 橋爪氏がやさしく語り下ろした「本物の勉強法」!<本を愛してやまない読書好きの皆さんへ>

 ちまたには相変わらず、本が溢れています。
 しかし、そもそも、どんな本から読めば自分のためになるのか。本を読んでも次から次へと内容を忘れてしまうが、どうすれば覚えられるのか。本は何の役に立つのか・・・。
 こういったことに悩んだことはありませんか?

 ネットの発達によって、情報が万人に平等に与えられる現代だからこそ、人々は「正しい本の読み方」があることを忘れているのではないでしょうか。
 たとえば、本を読むうえで、「構造」「意図」「背景」の3つをおさえなくてはならないことを、あなたはご存知ですか?

    *

 この本は、本を読むための本、本を愛する人のための本です。これを読めば、どんな本を選りすぐれば、あなたの血肉になるのか、がわかります。
 この本を読めば、本が自由に生きていくための保障になる、とわかります。

 大ヒット作やネット評価の高い本ばかりを読んでいるだけでは、得られることは少ないかもしれません。
 本を選ぶにも、読むにも、コツがいるのです。そのコツを橋爪先生に学びましょう。 

    *

 特別付録として、橋爪先生が選び抜いた、「必ず読むべき『大著者100人』リスト」もつけました。 
 まずはこのリストに挙げられた大著者(小説家・哲学者・・・)から、読み始めてみませんか? 


●目次

<基礎篇>
第一章 なぜ本を読むのか
第二章 どんな本を選べばよいのか
第三章 どのように本を読めばよいのか

<応用篇>
第四章 本から何を学べばよいのか
【特別付録】必ず読むべき「大著者一〇〇人」リスト
第五章 どのように覚えればよいのか
第六章 本はなんの役に立つか

<実践篇>
第七章 どのようにものごとを考えればよいのか
終章  情報が溢れる現代で、学ぶとはどういうことか

●はじめに
<基礎篇>
●第一章 なぜ本を読むのか
学ぶことは、生きること/偶然は、自分の一部なのか/ジョンはジョンと呼ばれる/人間はいつもできかけ/できかけで、完成形/人生のクオリティを高める/パターンから学ぶ/不自由をつき詰める/本を読まない人生/なぜこだわるのか
●第二章 どんな本を選べばよいのか
最初に読む本/教科書/学校のきまり/理解してくれる誰か/物語と参考書/大人との接点/教科書がなくなる/本のネットワーク/本から本ができる/読むべき本/中学の幾何/幾何こそ学問のモデル/あまのじゃくを忘れない/クラシックスを読む/入門書はすごい/においと評判/私の読書体験/自分なりの旅が始まる/読むべき本のヒント/よい友人を見つける/読書会があった/読書会のマナー/ベストセラーは買いか
●第三章 どのように本を読めばよいのか
すなおに読む/感情と予断/読むとは、デッサンのようなもの/テキストの構造/書いてないこと/論理・定義・前提/テーゼと独断/導出と矛盾/頭の中にファイルを作る/著者の対話/著者のケンカ/脳はそうできている/主人公が頭のなかに住む/人間的能力を高める/夢と似ている/アクションを交える/カードは無駄/実例でみる/むずかしい本/実際に読んでみる/本を読むポイント/評論集は役に立つのか/一日一ページでいい/解釈の分岐/立場の違い
<応用篇>
●第四章 本から何を学べばよいのか
『理科系の作文技術』/トピック・センテンス・メソッド/あるまじき行数調整/文章のプロになる/本から、何を学ぶか/思想には「構造」がある/書評について/著者の「意図」/思想の「背景」/『資本論』の読み方/リカルドとの対抗関係/マルクスの一貫性/搾取と革命/ヘーゲルの弁証法/弁証法の背景/歴史法則/レヴィ=ストロースの構造/ソシュールの発見/人間であることの証明/近代主義者と距離を取る/構造主義と数学/視点の移動/局所/全域/作業は終わらない/ささくれと引っかかり/フーコーの誤訳/伝記を読む/大著者一〇〇人/ファッションに似ている?/大著者の世界/カントとヘーゲル/宮台真司と東浩紀/大著者が行方不明
・・・・・・ほか


橋爪 大三郎[ハシヅメ ダイサブロウ]
著・文・その他

内容説明

読書が変わる!勉強法が変わる!本を読むにもコツがいる。本には「構造」「意図」「背景」の3つがある。本の内容は覚えようとしなくていい。「ネットワークの節目」となる本をおさえる。特別付録・必ず読むべき「大著者100人」リスト。

目次

基礎篇(なぜ本を読むのか;どんな本を選べばよいのか;どのように本を読めばよいのか)
応用篇(本から何を学べばよいのか;どのように覚えればよいのか;本はなんの役に立つか)
実践篇(どのようにものごとを考えればよいのか;情報が溢れる現代で、学ぶとはどういうことか)

著者等紹介

橋爪大三郎[ハシズメダイサブロウ]
1948年生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京工業大学名誉教授。社会学者・大澤真幸氏との共著に、『ふしぎなキリスト教』(新書大賞2012を受賞、講談社現代新書)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

264
いろんな本の紹介から、読書の仕方までタイトルからは想像しない展開も多かった。2018/02/10

KAZOO

112
題名よりももっと深い観点からの読書論です。最近はやりのタイプの本ではなく読書生活全般にかかわってくるもので、むかし小泉信三などが書いた部類の本だという気がしました。本の紹介ということではなく(途中に100冊のリストはありますが)本あるいは読書をもとにしての教養生活をどのようにしていくかの指針を書かれたものだと感じました。2017/09/28

あすなろ

89
読書は何故必要か?奇しくも同じテーマの本を並行して読了。これは、橋爪氏の本である。同じく、今更、読メユーザーが心して平身低頭して実行をせねばという教本ではない。自我是認が半分以上。それと、書き方故なのか、チョット一貫したテーマの元の展開というより、雑文を併せた様な印象があり、何が言いたいのか分からぬことがままあった。語弊あれば陳謝します。読書は友がいて、感想と疑問を問いかけ合って更に理解進む。これは、我々は読メですよね(笑)。大学教授の書かれた読書術で、丹羽氏のビジネスマンの書かれた読書術と差異も楽しめた2017/11/04

マエダ

86
ベースは古典すこし硬い。小テーマを多めに区切ることによって細かく読書論が書かれている。2017/10/10

青蓮

72
本の読み方を、なぜ本を読むのか?という問いから発して、選び方や読み方、本から何を学んだらいいのかなどを明解に記しています。第3章にある「理科系の作文技術」は読んでみたい。本から学び、読み取るものは著者の思想、その思想の意図、そして背景だと言う。背景まで読み取れるようになるにはかなりの読書量が必要だなと思いました。特に思想哲学系は。著者曰く「本を読むという作業は、エンドレス。終わりがない」。必ず読むべき大著者100人リストにも挑戦したい(近代思想が多め)。リストの中にある作品で私が既読だったのは8冊でした。2019/06/29

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