講談社現代新書<br> ピアノの名曲―聴きどころ弾きどころ

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講談社現代新書
ピアノの名曲―聴きどころ弾きどころ

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  • サイズ 新書判/ページ数 352p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062884464
  • NDC分類 763.2
  • Cコード C0273

出版社内容情報

クラシックファン必読! プロにしかわからないユニークな視点の解説で、音楽鑑賞の楽しみが倍増。アマチュアへのヒントも満載の一冊世界最高峰、ロシアピアニズムの伝統を引き継ぐ現役女性ピアニストが、代表的なピアノの名曲を平易に解説。プロにしかわからないユニークな視点が満載、この本を読めば音楽鑑賞の楽しみが倍増すること間違いなし。アマチュアピアニストへのヒントも一杯。全てのクラシック、ピアノ音楽ファンにお勧めです!
特に何のテクニックのための練習という指定もないけれど、24曲全部を弾けばすべてのテクニックをマスターできるバッハの『平均律クラヴィア曲集』。ピアニストの手の動きを意識して弾きやすく書かれているショパン、まったく弾き手のことを考えていないベートーヴェン。
著者は、作曲家は基本的に演奏家に親切だといいます。こうしてほしいということは、楽譜の何気ない指示にすべて書き込まれているからです。
プロの見方を知ることで、ピアノを弾く人にはもちろんのこと、ただ聴くのが好きなだけの人も、音楽鑑賞の楽しみがよりいっそう深まること間違いなしの1冊です。

第一章 バッハ 『平均律クラヴィア曲集』『ゴルトベルク変奏曲』
第二章 モーツァルト 『ピアノソナタ第十一番「トルコ行進曲付き」』
第三章 ベートーヴェン 『ピアノソナタ第十四番「月光」』『ピアノソナタ第三十二番』
第四章 シューベルト 『四つの即興曲』より第三番『ピアノソナタ第二十一番』
第五章 シューマン 『子どもの情景』より「トロイメライ」『クライスレリアーナ』
第六章 ショパン 『練習曲集 作品10』より第三曲「別れの曲」
第七章 リスト 「ラ・カンパネラ」『ピアノソナタロ短調』
第八章 ムソルグスキー 『展覧会の絵』
第九章 ドビュッシー・ラヴェル ドビュッシー『ベルガマスク組曲』より「月の光」、ラヴェル『夜のガスパール』


イリーナ・メジューエワ[イリーナ メジューエワ]
著・文・その他

内容説明

現役ピアニストが語る、プロにしかわからない「聴きどころ」代表的なピアノの名曲を平易に解説。

目次

第1章 バッハ
第2章 モーツァルト
第3章 ベートーヴェン
第4章 シューベルト
第5章 シューマン
第6章 ショパン
第7章 リスト
第8章 ムソルグスキー
第9章 ドビュッシー・ラヴェル

著者等紹介

メジューエワ,イリーナ[メジューエワ,イリーナ] [Mejoueva,Irina]
ロシアのゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロド)生まれ。五歳よりピアノを始め、モスクワのグネーシン特別音楽学校とグネーシン音楽大学(現ロシア音楽アカデミー)でウラジーミル・トロップに師事。1992年ロッテルダム(オランダ)で開催された第四回E・フリプセ国際コンクールでの優勝をきっかけに、オランダ、ドイツ、フランスなどで公演を行う。1997年からは日本を本拠地とし、2006年からは毎年京都でリサイタルを開くなど、バロック、古典派から近・現代にいたる作品までの幅広いレパートリーにより、精力的な演奏活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

109
ロシアのピアニストで日本を本拠地にしている筆者が編集者と家人の力を借りてのピアノの名曲についての随筆のような批評のような感じの本です。いままでのこのような本と違うことはかなり作曲家の楽譜を掲載して論じてくれていることです。バッハから始まり10名の作曲家の有名なピアノ作品についての知識が増えました。この方のCDを聴いてみたい気がします。2017/10/27

巨峰

70
ざざざっと読んだ。本当に読んだことになるのは、実際の曲を聴きながらこの本を読む時だと思う。この本は現役のプロのロシア出身女性演奏家が、クラシックの著名なピアノ曲の聴きどころを譜面入りで丁寧に解説したもの。僕は譜面は読めないけど、読める方にはなお楽しめるのではないでしょうか。譜面が読めなくても各作曲家の特長が解りやすく述べられていて愉しいです。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ショパン、リスト、ムソルングスキー、ドビュッシー、ラヴェルの楽曲が取り上げられています。2017/12/08

Isamash

30
日本を本拠地とするロシア出身のピアニスト・イリーナ・メジューエワによる2017年著作。彼女のセレクトした作曲家のピアノ代表曲に関して楽譜も掲載し詳細に分析されている。取り上げられたのはバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ショパン、リスト、ムソルグスキー、ドビュッシー、ラヴェル。曲分析は専門的過ぎてついていけない部分が大であったが、作曲家の曲の本質的な部分を解説してくれて分かりやすかった。また、ロシアのピアニストの人気も語っていて、彼女も含めリストよりもショパンの人気が高いとか。2023/03/10

赤とんぼ

23
ピアニスト、メジューエワ氏が解説してくださるピアノ名曲の数々。楽譜がたくさんついていて、具体的に解説してくださるので、大変わかりやすく、面白かったです。メジューエワさんの、作曲家評が楽しくて、くすくすと笑ってしまいました。弾いたことのある曲では「そうなのよねえ~~!!」と納得したり「そんな考えもあるのか!」と目からうろこが落ちたり。ピアノを弾いている方に、おすすめしたい本です。2017/11/21

胆石の騒めき

19
(★★★★☆)著名な現役ピアニストによる楽曲解説。ここまで詳細にピアニスト自身が、具体的な曲について語っている本は貴重なのでは。プロならではの「聴きどころ、弾きどころ」が詰め込まれており、その全てを理解することは難しいが、音楽鑑賞の深みを増すのにとても役立つ。ただ、ポイントとなる部分の楽譜は併記されているとしても、理解するには楽譜全体を用意することが望ましいと思う。とても、そこまではできなかったけど…。著者自身がそうであるので、ロシア人ピアニストの特徴についてのコメントは面白い。続編がでないかな。2018/09/27

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