講談社現代新書<br> マックス・ウェーバーを読む

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講談社現代新書
マックス・ウェーバーを読む

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062882798
  • NDC分類 361.234
  • Cコード C0230

出版社内容情報

『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』『官僚制』等からウェーバーの思考を知ることは、我々の社会と歴史を学ぶことである政治思想、現代ドイツ思想、社会哲学、基礎法学など幅広い分野にわたり、著者独自の視点・展開から解釈を試みる仲正教授。その入門書には定評があるが、根底に流れるのは「思考する」ことを鍛える力強さにある。
本書は20世紀のヨーロッパのみならず、日本の哲学思想界にも多大な影響を与えたマックス・ウェーバーの著作を読み、彼の主要なテーマに迫る試みである。
ウェーバーの主著である『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』は、プロテスタントの禁欲が資本主義の精神に適合性を持っていたという逆説的論理で思想界のみならず世界史に興味のある多くの人々の心を捉えた。
彼の講演である『職業としての学問』は、学問の「国家資本主義化」に疑問を呈し、学者の基本姿勢を問い正した書物だが、現在のSTAP細胞問題を考える示唆に富んだ書物である。
また社会科学の根本概念に言及した書物は、宗教・経済・政治・法律など主要な分析対象を定義、その論理的体系化を試みており、現在読み直す課題は大きい。
思想・哲学を再考したいひとへ好適な入門書でもある。

第一章 宗教社会学
――『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』をめぐって
第二章 ウェーバーの政治観
――『職業としての政治』と『官僚制』をめぐって
第三章 社会科学の方法論
――『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』と『社会学の基本概念』をめぐって
第四章 ヴェーバーの学問観
――『職業としての学問』をめぐって


仲正 昌樹[ナカマサ マサキ]
著・文・その他

内容説明

キリスト教と「利潤追求」の関係性から資本主義の本質を考察。国家の本質に含まれる「暴力」を見据え、「政治家」という天職を持つ人間を解明。民主化による大衆の官僚制依存について。学問的な議論をする上での基本を明示。「支配」「権力」「法」等、社会学の主要な分析対象を定義、その論理的体系化を試みる。学問の「国家資本主義化」に疑問を呈し、進歩と脱呪術化を掲げ、学者の基本姿勢を問い質した。時代を超えて影響を与える数々の思考。

目次

第1章 宗教社会学―『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』をめぐって(「プロテスタンティズム」と「資本主義」;労働と利殖;カルヴィニズムにおける「個人」;近代社会思想における「労働」;「世俗内禁欲」の方法;バクスターの労働観;ピューリタニズムのジレンマ;「資本主義」の本質をめぐって)
第2章 ウェーバーの政治観―『職業としての政治』と『官僚制』をめぐって(『職業としての政治』の背景;「政治家」の二つの意味;デマゴーグとジャーナリストと政党職員;人民投票民主制;心情と責任;近代官僚制)
第3章 社会科学の方法論―『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』と『社会学の基礎概念』をめぐって(ウェーバーの立ち位置;「客観性」とは?;「価値」の問題;「理念型」の問題;「社会学」とは何か;群集心理と社会的行為の間;行為と秩序)
第4章 ウェーバーの学問観―『職業としての学問』をめぐって(“Beruf”としての「学問」;ウェーバーとSTAP細胞問題;専門化;進歩と脱呪術化;学問と価値;神々の闘い)

著者等紹介

仲正昌樹[ナカマサマサキ]
1963年、広島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。文学や政治、法、歴史などの領域で、アクチュアリティの高い言論活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

105
本当にウェーバーの古典としての入門書だと思います。ウェーバーの著作については最近は私の知っている学生や大学院生に聞いてもあまり読んでいない人が多くなっています。ですのでこの本はそのような学生たちにはぴったりだと思います。四つの著作(すべて岩波文庫に収められています)についての解説が非常にわかりやすく読みやすさもあります。ウェーバー論争に入らずにいいと思います。折原先生などの著作は確かにいいと思うのですが、論敵をコテンパンにやっつけてしまうのでもう少しおおらかにならないかと思います。2015/10/15

harass

59
社会学の大御所中の大御所の重要テキストを講義する新書。初心者でも分かりやすい。ざっと目を通す。「プロ倫」「職業としての政治」「社会学の方法論」「職業としての学問」の4つ。「方法論」は抽象的すぎるが、他はどれも現代に通じる部分があり、ウェーバーの目の確かさが分かる。「学問」で著者は現代日本の大学の講師事情、STAP細胞騒動などを絡ませて語る。2017/07/01

すたんど(Showji)

24
ウェーバーを、宗教社会学・政治観・学問の方法論・学問観の4つの観点からの把握に努めたものであるが、ぼくには難しかった。仲正さんは、実はぼくと同学年である(1963-64年生まれ)。恥ずかしながら、ぼくは若い頃に学問を志していたことがあるのだが、こういう本を読むと、その道に進まなくてよかったと、つくづく思う(苦笑)。2016/02/29

シュラフ

23
数年前の仙石さんの問題発言「自衛隊は暴力装置~」はマックス・ウェーバーの『職業としての政治』がソースだったのですね。まったく知りませんでした・・・。この新書は、ウェーバーの著作の入門書なのだが、そもそもウェーバーの手がけた領域が宗教・経済・政治・社会科学・学問と幅広く、またその述べているところが中世まで遡っている部分もあって、正直に言えば私にはお手上げでした・・・。ただ、『プロテスタンティズムの倫理と資本の精神』に書いてあるように西洋の精神というものが資本主義発展に与えた影響の指摘については興味深かった。2015/07/04

白義

22
ウェーバーの入門書解説書はたくさんあるが、あえて専門的になりすぎず、代表作を簡潔に分かりやすく「とりあえずウェーバーという人はこういうことを言ったんですよ」というのを理解させる点に特化したのが好印象。といっても正確さや深さに欠けているわけではなく、かなり込み入っていて難解な記述の多いウェーバーの本を実に的確に噛み砕いていると感心するし、民主制による国民の平等化が官僚による国民管理の平易さに寄与する、官僚支配の深化を意味する、という指摘などは直接原典を読んでいたのになるほどーと唸った。入門書のお手本である2015/08/28

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