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内容説明
札幌に生まれ育った著者は、中学に入学して初めて英語を学び始め、以来、ラジオ講座を中心に自分で勉強の工夫を重ね、高校入学と同時にドイツ語、フランス語に取りかかった。さらに、高校生は英語だけしっかりやればいいんだという周囲の声を無視して、スペイン語、ロシア語、中国語にも挑戦した。そして現在、開業医として「人種のるつぼ」ニューヨークで、四十数ヵ国語を操りながら多くの患者、従業員を相手に活躍している。著者がなぜ、どのようにして多くの外国語を学び、その結果何を得たか、豊かな経験を語ってもらおう。
目次
１ 私と外国語
２ アメリカ生活と言葉
３ なぜ外国語が必要なのか？
４ 社会人のために―動機、持続力
５ 集中力と記憶術
６ 社会人のためのやり直しの語学勉強法
７ 英語を基本に外国語を学ぶ
８ 初めは口慣らしから
９ 言語の規則
１０ 訳さずイメージをふくらます
１１ 文法は時間の節約にな
１２ 文章の覚え方
１３ 単語力をつける
１４ 女性詞、男性詞、中性詞
１５ スランプに落ち込んだら
１６ 外国語をマスターできるのはいつ？
１７ 外国語はこんなにたくさん
１８ 語学学習で人生をステップアップ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
40
著者はアメリカで働く日本人眼科医。自分も言語が好きなので、異国言語に対する興味という点で、とても共感できた。2018/05/27
momogaga
18
【積読解消】まずは英語をマスターすること。次はフランス語。あとは・・・。5カ国語は習得したい。2015/12/24
patosan
5
当たり前のことしか書いていないが、それがすごく難しい。何事も努力ですね。モチベーションを上げたい時に読もうと思える本であった。2014/01/18
有無（ari-nashi）
5
モチベーションは上がるけれど、具体的な方法論とかは無い。一つの言語を覚えると、その分世界が広まったり、関連する他の言語を覚えやすくなったりする。英語は使用する人口が多いし、多言語との関わりが深いので、入門としてはうってつけ。2012/01/31
mochi
4
著者の努力の根底には「外国語が好きだ、もっと知りたい」という気持ちがある。昔、言語学者に憧れたことがあったので、言葉の歴史やそれぞれの言語の簡単な解説部分は面白かった。自分が興味があるのは意味論や統語論などの文法よりももっと文化人類学などに近い分野なのかもしれないと思った。2012/10/07
