内容説明
自動車産業はいま、歴史的な転換期にある。数年前まで三十数社あった世界の主要な自動車メーカーは六大グループのGM、フォード、トヨタ、ダイムラー・クライスラー、フォルクスワーゲン、ルノー・日産に統合され、残る中規模のメーカーはBMW、ホンダ、プジョー・シトロエンになった。より規制がきびしくなる地球環境対策にトヨタ、ベンツ、ホンダのマッチレースが激化!代替エネルギー車開発の覇権を握るのはどこか。カウントダウンがはじまった。
目次
序章 日・米・独のサバイバル戦争
第1章 復興、躍進と日本車の台頭
第2章 問われる企業責任
第3章 “ビッグ3”の憂うつとバブル日本
第4章 戦略と組織の大改革
第5章 戦場はアジアへ
第6章 安全という名の企業戦略
第7章 “夢の自動車”プロジェクト
終章 自動車時代の文明史的転換
著者等紹介
前間孝則[マエマタカノリ]
1946年、佐賀県に生まれる。法政大学を中退。石川島播磨重工の航空宇宙事業本部技術開発事業部でジェットエンジンの設計に20年間従事する。1988年、同社を退社
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