講談社+α文庫<br> 妻ちひろの素顔

講談社+α文庫
妻ちひろの素顔

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062564229
  • NDC分類 726.7
  • Cコード C0195

内容説明

人類の幸せ、子どもの幸せを願って、画家として政治家の妻として生き抜いたちひろ。四半世紀をともに生きた夫だけが知る、ちひろの心、思想、人生観。

目次

第1章 画家いわさきちひろの原点
第2章 結婚―7歳半の年の差を越えて
第3章 新しい生命の誕生
第4章 時代の嵐のなかで
第5章 師との別れ
第6章 すれちがい夫婦の心のふれあい
第7章 ちひろの死をのりこえて
第8章 ちひろの絵の奥に秘められたもの

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Natsuko

5
いわさきちひろさん生誕100年記念ギャラリーに行きたいと思っていたところ、図書館でこの本に出会った。絵を見る前に読んでおくといいよという啓示と思い、読了してからさっそくギャラリーへ。55歳で生涯を閉じた天才画家は、パステルカラーでふんわりとした絵のとおりのイメージも持ちつつ、政治的な活動や生き方のポリシーをしっかり持つ毅然とした女性だった。2018/07/28

長岡紅蓮

3
バースデー文庫で発見。ご夫妻の自然にお互いを思いやる様は読んでいて微笑ましい。いわさきちひろさんの絵は子どもに対する思いやりにあふれていると感じた。ちひろ美術館に寄って直に絵を眺めたい。2018/04/22

どら母 学校図書館を考える

1
ちひろが ここまで共産党にのめり込んでいたのは 知らなかったなあ。2012/08/02

石野卓球

0
この著者が書いた本を初めて読みました。この前に書いた本を前提にかかれており、初めて読む者にはわかりにくい箇所がありました。ちひろは共産党の活動から出発しているんですね。共産党の議員がだんななので、考えてみれば自然。ちひろが東京に出てきた経緯はそんなにこだわって書く必要あるのかな。一度決まった党の決定に従うべきというのは、共産党ぽいなと思った。この著者が書きたかったことは、あんまり自分の読みたかった内容ではなかったのかもしれないと思った。2017/07/18

ひでお

0
この本はちひろ美術館に行ったときに購入したものです。この本をよんでみると、ほんとにちひろは、そこまで共産党とその政治活動に熱心だったのかなあと、ちょっと不思議に思いました。美術館で観たときは、どちらかといえば普遍的なメッセージと受け取れたからです。もちろん、現代の私たちは戦後の時代を理解できないのかもしれません。それだけ時代がかわったといいうことでしょうか。2016/09/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/206527
  • ご注意事項