内容説明
人間の持つ不思議な力は、脳の７０パーセントを占める使用していない部分に秘められている。その脳の部分はこう呼ばれる―『ＮＩＧＨＴ ＨＥＡＤ』いま新たなる回答。
著者等紹介
飯田譲治［イイダジョウジ］
１９５９年長野県生まれ。８６年に製作されたビデオ作品『キクロプス』で監督デビュー。９２年からフジテレビで放送されたドラマ『ＮＩＧＨＴ ＨＥＡＤ』では原作・脚本・演出を手がける。脚本を手がけた主な作品に、『沙粧妙子 最後の事件』（９５年）『ギフト』（９７年）が、監督を務めた作品に、『らせん』（９８年）『アナザヘヴン』（２０００年）『ドラゴンヘッド』（２００３年）などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
財布にジャック
35
本編に比べると、かなりあっさりした内容でした。本編がどれだけ魅力的だったかを再認識させられました。それでも、その後の直人や直也がどうしているのかを知ることが出来て、それだけで満足です。地震、津波、豪雨、竜巻と最近の地球規模での異常気象を考えるととても不安になりますが、もしも本当に彼らのような能力を持つ人間がいてくれたらと、どこかで期待してしまいます。そう言う意味では、今こそ読むべき希望のある物語でした。ありがとう、直人、直也！2014/08/27
ちょん
7
懐かしい直人、直也。本編から4年後を描いた世界。世間に紛れて力を有効活用していたようで安心した。やっぱりナイトヘッドシリーズは、面白い。久々に読み返そうか。。2012/04/28
まつじん
3
『ＮＩＧＨＴ ＨＥＡＤ』の直人＆直也兄弟のその後を書いた小説です。 童話から宗教小説じみた流れになりつつある感じがしました（ちょっと弱気に表現）このままでは平井和正化してしまうんではないだろうか？ いやそんな心配したくないので梓河人さんとの新作待ってますよ！ 2007/11/01
星直子
2
ナイトヘッド久しぶり。でもやっぱり豊川＆武田の兄弟が浮かんだ。兄さん・・頭が痛いよ・・って言ってた直也がなつかしい。成長したな。2012/08/12
のこ🐈
2
本編から四年後の、少し成長した兄弟の様子を知ることが出来るのが嬉しくて、まったりワクワクしながら読みました。自分、やっぱりNIGHT HEADが好きなんだなあと噛み締め中。でもって読了後、本棚の奥にあった本編と番外編を引っ張り出してきて再読中です。……うーん、何もかもが感慨深い……。2010/09/17
