志ん生的、文楽的

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 461p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062135016
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0076

内容説明

八代目文楽の語りの向こうに江戸の崩壊を見、五代目志ん生の噺の彼方に黄塵万丈の大陸風景を幻視する。これぞ平岡流落語論だ。

目次

頭蓋骨の中の桂文楽
水に落ちた幇間はぶちのめすべし
文楽の「つるつる」
志ん生の「つるつる」
新内「なめくじと志ん生」
新内「あばらかべっそん」
遠くちらちら火の手が見える
松のや露八論
満洲における志ん生、圓生、森繁
白娥のミステリー〔ほか〕

著者等紹介

平岡正明[ヒラオカマサアキ]
1941年生まれ。東京出身。評論家。早稲田大学文学部露文科中退。『韃靼人宣言』(現代思潮社)以来、革命・犯罪・ジャズ・歌謡曲・浪曲・映画・文学…あらゆる分野を対象に脱領域的な批評活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。