内容説明
“時代の意志”とシンクロし、その体感を洞察する。スピード、皮膚の温度、すべてが“官能の言葉”になる。朝日新聞の人気連載「モードの風」を含む100編の交感。赤坂真理、待望のファースト・コラム集。
目次
たましいの裂け目
男の胎内
私の生まれた甘い箱
からだの紐解き
タペストリー
回避のダンディズム
革命の白きばら
美しき同胞たち
超蝶々
すれ違うための服〔ほか〕
著者等紹介
赤坂真理[アカサカマリ]
1964年東京都杉並区生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。編集者を経て1995年「起爆者」でデビュー。2000年『ミューズ』で第22回野間文芸新人賞受賞
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感想・レビュー
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takao
3
ふむ2024/02/18
xtc1961ymo
3
赤坂真理さんの、短めのコラム集、彼女の小説は多分「ヴァイブレータ」しか読んでないと思う。うーん、ミーハーなのか、そうでないのか、立ち位置が今一つ私にははっきりしなかった。モーニング娘とかの話題は邪魔なだけでした。そして化粧品も私はわからんし、まだ小説の方が楽しめたかも?2013/12/18
みつ@---暗転。
3
*** 初赤坂真理女史。エッセイと小説で迷ったが、先にエッセイを。前半部は、辟易していた。政治への小言が多く、言うだけなら誰でもできるようなもので。政治に対して口出しするエッセイは、個人的には苦手。極めて女性的、感覚的になってくるモノが入ってくるのは中盤あたりからか。やはり出版年が古いので、取り上げられている時事問題も古い。珍しい、ディズニー批判は個人的には好感。光文社の上流女性誌の虚構の話には、笑ってしまった。しかし、中年女性の感性が少々強かったかと。エッセイよりも、作品と向かい合いたい作家だった。2013/10/07
ぷるぷる
1
エッセイって他の分野で著名な人が片手間で書くものであって、その人に興味がない人間が読んではいけないのだと思い知らされた。文章自体が面白いわけではなく著者自身へ興味がある人が、その作品や活動をより深く知るために読むべきなんでしょう。メディア批判とか宝塚ネタとか芸能ネタとか面白くないわけじゃないけれど、こっちは正直自分の事で精一杯でこの本に書かれていることを楽しむ余裕はない。著者が昔どんな生活してたかなんて興味ないしね。アートっぽい体裁と推薦されるがままに手にとって読んでしまった私が悪い。2011/09/03
かみのけモツレク
0
色々な人がぶっ叩かれているのに浜崎あゆみが評価されている2013/07/18