内容説明
「あの男と私はやっと訣別できた」死刑も恐れずに真実告白。八木茂・本庄保険金殺人事件の犯人の一人が拘置所でまとめた手記。
目次
第1章 一六歳から始まった三角~五角の愛人関係
第2章 自殺に見せかけたトリカブト殺人
第3章 八木の喜びは私の喜び、二人目の殺人
第4章 びびったガサ入れ
第5章 逮捕、苦しかった否認
第6章 取調室/いいえ事件―そして自白へ
第7章 やっぱり死刑は怖い…
第8章 八木との訣別、そして…
著者等紹介
武まゆみ[タケマユミ]
昭和42年、新潟県に生まれる。埼玉県本庄市立の小・中学校を卒業。美容学校に一年ほど通ったのち、美容室に勤務。その後、昭和59年に八木茂の経営するカラオケ道場「レオ」のホステスになる。当時一六歳。ほどなく八木と愛人関係となり、平成7年に八木の勧めで、小料理屋「マミー」を開店しママとなる。平成12年3月25日、公正証書原本不実記載、同行使の容疑で逮捕される。平成12年5月、武自身の自供により、殺人及び殺人未遂(保険金目的)で再逮捕。同年11月、さらにもう一人の殺人容疑で再々逮捕。同事件に関った武と二人の女性も再逮捕される。平成14年2月28日に判決、同3月、無期懲役刑が確定。家族構成は父と母、妹と弟がいる
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感想・レビュー
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ちゃびたん
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★★★☆☆2015/08/06
海
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昔、埼玉のスナックのオッサンが保険金殺人をした事件。あれの共犯者の独白本。オッサンの愛人だったらしいけど、この人のクズっぷりもすごい。自分が死刑になりたくないからと刑事にも検察にもウソの供述を繰り返し、無期が確定したら急に(本人が言うところの)真実を語り出したwあまりに身勝手すぎ&反省がなさすぎて被害者の方が浮かばれない。('A`)2013/08/16
Yoshiteru Hayashi
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保険金殺人事件の実行犯(共犯)の獄中記。愛の地獄との副題があるが、男に騙され、貢がされ、保険金殺人を犯すという自己弁護的な内容に辟易する。2020/08/19